42022 YAMANASHI FACTS AND FIGURES■県土強靱化や県民の安全確保を目指して 県民の生命や財産を守るため、特に緊急性の高い防災・減災対策に重点的に取り組んでいます。併せて昨年改定された富士山ハザードマップを基に、富士山噴火に備えた避難計画の見直しに向けさらなる検討を進めていきます。 また、小学校の通学路における交通安全対策を強化するため、対策が必要な箇所に交通安全施設の整備を進めているところですが、さらに小学校や放課後児童クラブ、保育所などの周辺道路にある横断歩道の緊急整備を行い、子どもたちが安心して通行できる環境を整備していきます。また市町村や自治会などが行う防犯カメラの設置への支援を通じて、地域の防犯力を強化していきます。■進化するやまなしグリーン・ゾーン認証 本県が掲げる「やまなしグリーン・ゾーン構想」は、新型コロナウイルスなどの感染症の影響下にあっても、人々が経済活動を止めずに安心して生活ができる、感染症に対して強靱な社会への移行に向けた有効な戦略です。中でも「やまなしグリーン・ゾーン認証制度」は、県が現地調査を行い、事業者の感染防止対策を認証する第三者認証制度であり、この手法は本県にならい、全国の都道府県でも導入されました。 今では、県内において、この制度の対象となる宿泊業、飲食業、ワイナリー、酒蔵などの多くが認証を受けており、事業者や利用者と三位一体となって、感染症対策に取り組んでいます。 今後も認証制度の質の維持・向上に向け、緊急点検や認証基準のアップデートなどを行います。さらに国際的に評価される認証制度とするため、日本初となる海外の国際衛生基準との認証互換の取得や、最新技術などの実証事業を反映させた新しい認証制度の展開などを目指していきます。 また、グリーン・ゾーン認証制度の対象となっていない事業者が行う感染症対策に助成し、全県を挙げて感染対策の強化を図っていきます。
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