vol.23(平成22年1月1日発行)
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美しい山梨の農村風景 自分の考えで経営する農業のおもしろさを実感。 農業はやり方次第でまだまだ伸びる産業です。  自分がやりたいと思えば何でもできる、一国一城の主としてやっていける、それが農業の魅力だと思います。農業を始めたのは8年前。サラリーマンとちがい、自分の考えで経営していく農業におもしろさを感じています。 果樹農家の生まれですが、地元でも農家の高齢化が進んで多くの耕作放棄地があったので、畑を借りて果樹づくりを始めました。サクランボやモモ、ブドウ、あんぽ柿などを作っていますが、果樹はし好品なので、何よりおいしさにこだわっています。新しい品種も積極的に取り入れ、ブドウは現在14種類を栽培しています。 栽培の基本は果樹農家の先輩である父母を手伝いながら習い、今も多くの助言をもらっています。一方で、あんぽ柿づくりや、ブドウやモモの直売は私が新たに始めました。 直接お客さまの声を聞ける直売は刺激も多く、私のブドウを目当てに毎週足を運んでくれる方もいて、とても励みになっています。また会ったことのない他県の方から、「あんぽ柿のおいしさに感動しました」とハガキをいただくこともあり、そんな時はあらためて農業の楽しさを実感します。 農業はやり方次第でもっと伸びる、大きな可能性を持っている仕事だと思います。これからもおいしさにこだわり、新しい品種にも挑戦していきたいと思います。11月中旬には1日千個は柿の皮をむく「さあこれから農作業」(農政部長賞) 撮影地:北杜市武川町「朝光」(季節賞・冬) 撮影地:増穂町平林「秋の日」(季節賞・秋) 撮影地:甲州市塩山藤木「富士山を望む桃源郷」(季節賞・夏) 撮影地:増穂町平林「桃花爛漫」(季節賞・春) 撮影地:南アルプス市小笠原「夏雲の草原」(山梨県知事賞) 撮影地:北杜市高根町第三回 やまなし農村風景写真コンクール入賞作品 小野 聖 さん 南アルプス市 お の きよし 若い力で力で地域農業地域農業に活力活力を 若い力で地域農業に活力を 「豊作に期待して」(審査委員長賞) 撮影地:忍野村内野07ふれあい

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