ふれあい特集号vol.41(デジタルブック版)
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笑顔の多世代交流で目指すサクセスフルエイジング高齢者施設で世代間交流 グローバル(地球的)な視野で現実を捉え、ローカル(地域)で実践的に行動できる人材の育成を目指す山梨県立大学。平成25年度に文部科学省の「地(知)の拠点整備事業」実施大学に選定され、より地域に開かれた大学として、地域と向き合いながら、地域貢献に取り組んでいます。 今回は、その事業の一つ「高齢者の〝サクセスフルエイジング〞実現に向けてのプログラム開発」(担当教員・渡邊裕子准教授ほか、略称・サクセスフルエイジング・プロジェクト)の一環として、看護学部3年生が、介護付有料老人ホーム「ヴィレッタ甲府」を訪問。甲府市池田地区の自治会連合会、愛育健康づくり推進会、食生活改善推進委員会の皆さんと協力しながら、地域の子どもたちも交えて紙芝居、図画工作、合唱、ところてんづくりなどで入居高齢者と交流を深めました。この事業のキーワードは、健康・長寿・社会貢献。世代を超えた触れ合いの中で高齢者には身近な地域での「自己の役割の認識と社会参加」を促し、学生にとっては知識や経験の豊富な「高齢者に対する新たな気付き」の機会としていきます。 また、こうした大学と周辺地域との協働の取り組みは、学生が、将来看護の対象となる高齢者への理解を深め、さらには自分自身の老いや人生、地域で何ができるかなどを考えるきっかけにもなっています。 この日の学生たちの輝く瞳。新しい出会いと気付きが、生き生きとした地域づくりのきっかけとなっていきます。 山梨県立大学大学生の地域課題への取り組み、地域貢献活動を紹介 山梨県立大学の進めるサクセスフルエイジング・プロジェクト。学生が大学周辺地域の高齢者と深く関わり、交流を通じて世代間の相互理解を深めています。そして、高齢者が健やかで自分らしい老年期を過ごすためのプログラム開発へとつなげていきます。16キャンパスキャラクターやまちゃん 出会いと発想が街を生き生きと“幸福な老い”とも言われている。年齢とともに老いていくことを認識する中で、高齢者が自らの社会的役割を自覚し、その役割を果たしながら、自分らしく生き生きと健康で、与えられた人生を全うすること。サクセスフルエイジングとは...vol.❶
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