ふれあい特集号vol.42(デジタルブック版)
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04愛称「ハギトモ」。1980年4月13日生まれ。甲府市出身。シドニーオリンピック出場、元競泳日本代表。現在は日本水泳連盟理事、日本水泳連盟の新設「アスリート委員会」の委員長に就任。番組出演、執筆・講演活動など、さまざまな場面で活躍中。記録的な大雪で被害を受けた故郷山梨県のために復興チャリティー「フルーツ王国山梨・スマイルプロジェクト」を立ち上げ、今も活動を続ける。やまなし大使萩原智子さんTomoko Hagiwara ハウスの跡地に残された折れたブドウの木を見た時は正直ショックでした。でも、望月さん夫妻がとても明るくて、私たちの想像を絶する苦難を乗り越え、前に進んでいる姿を拝見して、「強い」と。そして「その強さが、フルーツの美味しさにつながっているんだ」と実感しました。 あれほどの雪害でしたから、どうなってしまうのだろうと不安に思いましたが、農家の方が前向きな気持ちで頑張っているお話を伺ったり、順調に育っている露地物のブドウを拝見することもできて、心から良かったと思います。 それに、今年のブドウもいただきましたがやっぱり山梨のブドウは最高です! 私にできることは、農家の方々が丹精込めて作った果物を一人でも多くの方に味わっていただけるようにPRすること。これまで以上に声を大きくし「山梨は元気だよ」「山梨のフルーツ美味しいんだよ」と伝えていきたいと思います。「美味しさを伝える」それが私の役目。山梨のフルーツをこれまで以上に応援していきます!アグリマスター制度高齢化が進む農家の後継者育成にも貢献 県では、優れた技術や指導能力を持つ農家をアグリマスター(就農定着支援農家)に認定し、その指導の下、一定期間研修することで、就農希望者が農業技術を習得し、やがては独立できるよう支援しています。JA梨北 穂坂担い手育成 プロジェクトチームアグリマスター横森 優さん研修生小島 伸さん 出張などで外国へ行くたびにいろいろな果物を食べましたが、日本で食べるような、甘みと酸味の調和が取れた美味しいブドウはありませんでした。日本の果物は先人たちが心血を注いで作り上げた技術の賜であり、日本の誇れる伝統工芸そのものといえるのではないか、果樹作りに取り組むことでその一端を自分も担えるのではと考え、就農を決意しました。 今は、横森さんの親身な指導の下、ブドウを栽培しています。 目標は、食べた方に感動を与えられるブドウを作ること。それができたら、作った果物を、国内はもとより海外にも広く販売していきたい。世界中の人々に、「日本のブドウって本当に美味しい!」と言ってもらうことが僕の最大の夢なんです。 何事も基本が大切。しかし、しっかりと学んでその通りにやったつもりでも先輩たちのように品質の良いものは作れません。失敗を繰り返すことで自分なりのやり方を確立していく。でも、それを始めからやっていると、一人前になるのに何十年もかかってしまう。それでは大変なので、一日でも早く独り立ちできるよう、自らの失敗の経験も踏まえ、アドバイスをしています。アグリマスターになって4年、すでに5人の研修生が就農し、頑張っています。研修期間は1〜2年間ですがその後も何かあれば力になりたいと思っています。世界に誇れる日本のブドウを作りたい多くの人の助けがあってこそ一人前になれるのが農業横森さんの指導を受ける小島さんと農業大学校の相山さん 【問い合わせ先】 担い手対策室 TEL 055-223-1621 FAX 055-223-1622検索山梨アグリマスターたまもの(神奈川県から韮崎市に移住)農業振興への取り組み
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