ふれあい特集号vol.51（デジタルブック版）

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　 02　国語力は学力の土台を築く力です。読解力・表現力を身に付けることは、全教科に良い影響を及ぼし、学力向上につながっていきます。 そこで今回は、直木賞作家の辻村深月さんが、母校である笛吹市立石和東小学校を訪れ、国語力の大切さや、どのようにして作家になったのかなどを児童たちに伝えてくれました。子どもたちの可能性を広げる国語力山梨の未来をひらく 人づくり山梨の未来をひらく 人づくり学校の図書室には、辻村さんの作品を集めたコーナーが　「小学校に入学して図書室に来たときに、ここにある本を全部読んでいいんだと思ったら、すごく幸せな気持ちになったことを今でも覚えています。私は小中学生の頃が一番いろいろな体験をしたように思うのですが、それはたぶん本を読んでいたからではないでしょうか。本を読むことの一番良いところは、他人になれることです。他人の考え方や人生、舞台となっている町の様子が私の中に入ってくるように感じていました。本からもらった豊かな時間が、その後のいろいろなことに、つながっていったように思います」豊かな時間を本にもらいました　山梨の未来を担う子どもたち一人一人が、それぞれの個性・能力を生かし、社会を生き抜く力を身に付けるためには、自ら学び、考える力が必要です。県では、学校・家庭・地域が一丸となった学力向上対策に取り組んでいます。