ふれあい特集号vol.52（デジタルブック版）

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思っています。この環境と、使用する餌にもこだわって養殖された魚は、どれも高く評価され、売り上げも好調です。　新ブランド魚については、サケ・マス類の中でも、味、サイズ共に最高とされるキングサーモンの血を継ぐとあって、さらに期待が高まります。たとえ、従来の魚に比べて飼育が難しいとしても、長年培ってきた確かな技術を駆使して立派に育てていきますので、３年後に予定している流通開始を楽しみにしていてください。　新ブランド魚の試験的な養殖は、今年の秋から民間の養殖場で始まり、東京オリンピック・パラリンピックが開催される３年後の２０２０年には、いよいよ流通が開始される予定です。13ふれあい恵まれた環境と確かな技術で新ブランド魚の養殖に挑む期待が高まる山梨の養殖魚山梨県養殖漁業協同組合副組合長 清 泰彦さん県立富士湧水の里水族館　県内の川や湖にすむ魚や水生生物を展示している日本有数の淡水魚水族館。中央には大きな二重回遊水槽があり、イトウやニジマスなど多くの魚を間近に見ることができる。絶滅危惧種となっているホトケドジョウなども展示。2階では、さまざまな体験学習も実施。検索富士湧水の里忍野村忍草3098-1 さかな公園内TEL 0555-20-5135「甲斐サーモン」にブドウの果皮粉末を混ぜ合わせた餌を与えている。鮮やかな赤色の身と、コクのあるうまみを持つ、“山梨ならでは”のブランド魚。琵琶湖固有種であり、幻の高級魚と言われるホンモロコを、南アルプスの清流を用いて飼育。栄養価が高く、香ばしい。豊富で良質な山梨の水を利用した広大な養殖場。「魚の味は水に大きく左右されるんだ」と語る清さん【問い合わせ先】 花き農水産課 TEL 055-223-1614　FAX 055-223-1609検索やまなし　新ブランド魚山梨の淡水魚に会いに行こう！ふじかわもろこ甲斐サーモンレッド　富士山をはじめ、雄大な山々がもたらす豊かな水は、淡水魚の養殖には最適です。おいしい魚を生産するのに、これほど恵まれた地域は他にはないと