ふれあい特集号vol60(デジタルブック版)
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13ふれあい大勢の参加者が「やまなしの食」への理解を深めた出ました。参加者からも「料理だけでなく、地域の歴史も含めて継承していくべき」「外食産業でもっと郷土食を提供すれば、知名度を上げられるのではないか」といった意見が出されました。 郷土食を守るだけでなく、古いものを生かしつつ新しいものを生み出していくことも必要であること、食には地域を元気にする力があることなど、シンポジウムは食について改めて考える場となりました。 親子料理教室は、「やまなしの食」の由来などを親子で学び、一緒に料理を楽しみながら郷土食に触れることで、家庭で作る機会を増やそうと開催しています。 2月3日に開催した料理教室のテーマは「手打ちほうとう 吉田のうどん」。講師は、NPO法人「あしたの食卓」の向山美和子さんです。 まず、山梨の歴史を研究している「山梨発見塾」のメンバーから、山梨では、昔、米を作るのが難しく、米が貴重だったため、ほうとうやうどんなどの粉食の文化が発達したことなどの説明を受けました。続いて、向山さんが実演をしながら、調理のポイントを分かりやすく解説してくれました。その後、参加者は実際に麺打ちをしたり、野菜を切ったり、親子で協力しながら、ほうとうと吉田のうどん作りに挑戦。会場はにぎやかな雰囲気に包まれました。 お孫さんと参加したおじいさんは「私が子どものころは、家庭で麺打ちをしたものです。子どもたちには郷土食を受け継いでいってもらいたいと思います」と語ってくれました。県外出身のお母さんは「山梨に引っ越してきて、ほうとうをよく食べるようになりました。これからは、子どもたちと一緒に麺から作ってみたいと思います」と話してくれました。楽しく学んで、作って、食べる体験は、郷土食の魅力を実感できる良い機会となったようです。親子で作ろう郷土食親子料理教室「ほうとう」と「うどん」の麺打ちをする参加者と講師の向山さん(左から2人目)吉田のうどん(上)手打ちほうとう(下)知って、伝えて、広めよう「やまなしの食」Soul Food第14回食育推進全国大会inやまなし検索食育推進全国大会 山梨6月29日(土)・30日(日)メイン会場:アイメッセ山梨(甲府市)■食育を学び体験ができる140以上のブース■食育に関する講演・シンポジウム■山梨の郷土食を味わえるコーナーなど大会マスコットの「ふじぺろりん」です。みんなで遊びに来てね! 服部幸應さん(6月29日 シンポジウム)石田ひかりさん(6月29日 講演会) 食がつなぐ人と未来~健康寿命日本一の富士の国やまなしから全国へ~さかなクン(6月30日 講演会) サブ会場の甲府駅北口よっちゃばれ広場や県内各地でも、多彩な食のイベントを開催します。 【問い合わせ先】 消費生活安全課 TEL 055-223-1355 FAX 055-223-1320やまなしの食 魅力再発見検索VS※全ての会場は入場無料
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