ふれあい特集号vol.62
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21やまなし県政山梨の〝今〞をお届けする情報ページNEWSynふれあいしゅんこうしき美しい富士山を次世代へつなぐため「富士山登山鉄道構想検討会」理事会開催界遺産に登録された富士山には、その素晴らしい自然や景観を求め、国内外から多くの観光客が訪れています。一方で、観光客の増加や車からの排ガスが、富士山の自然環境に影響を及ぼしている可能性が指摘されています。 このため、県ではさまざまな分野の専門家で構成する「富士山登山鉄世道構想検討会」を設置し、富士山の自然や景観を守るとともに、技術的な実現可能性、世界遺産の保存管理との整合性などについて調査・研究することとしました。 7月29日に開催された検討会の第1回理事会では、出席した理事から「安全確保を最優先の課題に位置付けてほしい」「世界遺産としての価値を損ねないよう展望をしっかり考えるべき」「国内外の事例を勉強して視野を広げ、世界水準で議論すべき」などの意見が出されました。今後も検討を重ね、令和2年12月を目標に基本構想をまとめる予定です。ニア中央新幹線の開業を契機に、県内経済を活性化させるため、民間資本の誘致やリニア駅周辺の整備に向けた指針「リニアやまなしビジョン(仮称)」を策定する検討会議を設置し、7月26日に第1回検討会議を開催しました。 出席した委員からは「誘致に向けた事業環境などの整備が必要」「ほかの交通機関との接続を強化して利便性を高めていくべき」などの意見が出されました。 今後、誘致の実現可能性や手順について具体的に検証を進め、本年度中にビジョンを策定する予定です。リニア開業効果を県内経済活性化につなげるリ耐震性や省エネルギーに配慮新たな南都留合同庁舎完成都留合同庁舎は、都留文科大学の敷地拡張計画に伴い、移転整備が進められてきましたが、このたび新庁舎の工事が完了し、8月7日に竣工式を行いました。 新庁舎は、多目的トイレを1階に設置するなどユニバーサルデザインを取り入れるとともに、災害発生時には地方連絡本部が設置されることから、耐震性能を通常建築物の1・5倍程度確保しました。また、環境面でも地中熱、太陽光などの再生可能エネルギーを積極的に活用する設備を導入し、省エネルギーに配慮した建物となっています。なお、富士・東部地域の県行政の新しい拠点として、新庁舎では8月13日から業務を開始しています。南完成した新庁舎の竣工式長崎知事が議長を務めた第1回理事会の様子第1回検討会議であいさつを行う長崎知事

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