ふれあい特集号vol.65
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 青洲高校には、普通科、工業科、商業科の3つの学科があり、生徒の興味・関心や進路目標に応じた知識、技能などを高めることができます。学校のスローガン「生み出すつながり 創り出すあした」を象徴するのは、学校の中心に配置した図書館を核とする「アカデミック・スクエア」。生徒はここを必ず通ってそれぞれの教室に向かいます。生徒同士の交流が自然と生まれるリビングルームのような開放的な空間は、読書、自習、プロジェクターを使った発表会など多様な活動を支えます。さらに、1年次に履修する「峡南地域学」は、地域の防災と伝統文化の2つを柱にしており、学科の枠を超えて共同で学び、生徒が新たな価値を創造するきっかけを与えます。“今”をお届けする情報ページやまなし県政ニュースNEWSスローガンは「生み出すつながり 創り出すあした」 県立青洲高校が開校青洲高校の外観。中央の4階建校舎の中心にアカデミック・スクエアを配置明るく開放的な空間のアカデミック・スクエア(左)と青洲ホール(右) 峡南地域の市川高校、増穂商業高校、峡南高校が再編整備され、4月に「青洲高校」が開校しました。校名は、明治時代、市川三郷町にあった紙問屋がさまざまな図書を収集し、広く一般に公開した私立図書館「青洲文庫」に由来。当時の同文庫のように、峡南地域における学問拠点になってほしいという願いが込められています。学科にとらわれず生徒をつなげ、新たな価値を創造する環境を提供校名はかつて市川三郷町にあった図書館に由来 機械系と電子系の2つのコースがある専攻科では、学校での授業と企業での実習を組み合わせたデュアルシステムを採用しています。学生は授業で学んだことを生かし、実習現場である企業で人間関係を構築しながら課題に挑戦、解決していくことで、実践的な能力を習得していきます。また、学生と企業の双方が互いを知る貴重な機会となり、雇用のマッチングにもつながる効果も期待されています。さらに2年の就職内定後には、学生と内定先の企業がテーマを設定し、研究を行うことで学生の専門的な知識や技能を高めていきます。NEWS機械・電子産業のさらなる発展へ 県立甲府工業高校に専攻科を開設 県立甲府工業高校に機械・電子に関する専門教育を行う専攻科創造工学科を4月に開設しました。専攻科は、工業系高校を卒業した学生が、さらに2年間、高度な知識や技能を身に付けるための課程です。本県の基幹産業である機械・電子産業において即戦力となり、将来的には産業界を担うリーダー的存在となれる人材を育成していきます。「デュアルシステム」を採用し、企業の第一線で活躍できる人材を育成2年間で機械・電子に関する専門教育を実施専攻科棟の外観専攻科棟の機械工場の様子。学生は最新の機械を使ってものづくりの腕を磨くことができる9

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