ふれあいvol.66
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NEWS知事自ら山梨が誇る“芸術品”を応援!「山梨で元気に育ったおいしいモモをお召し上がりください」とPRする知事果樹試験場長から甲斐ベリー7の説明を受ける知事今年は感染症拡大防止のため試食を行わず、市場関係者にモモを配布“今”をお届けする情報ページやまなし県政ニュース大阪市中央卸売市場において「フルーツ王国やまなし」をPR 山梨県はモモ、ブドウ、スモモなどの生産量が日本一を誇る「フルーツ王国」です。その魅力を全国にPRするため、県産果実が旬を迎える時季に合わせて、長崎知事自らトップセールスを行っています。 大阪市中央卸売市場で取り扱うモモの約3割を山梨産が占めており、関西も県産果実の一大消費地になっています。より多くの関西の消費者に山梨のモモを届けられるよう、7月17日に大阪市中央卸売市場においてプロモーションを行い、最盛期を迎えたモモを展示したほか、市場関係者に配布しました。共催者のJA山梨中央会の澤井会長は「今年は天候に恵まれ、また生産者の匠の技のおかげで、ここ数年で一番いいモモに仕上がっている」と市場関係者にPR。長崎知事も「手に取って、頬張ってもらえれば分かる、幸せの味となっています。『フルーツは山梨』という真の姿を多くの関西の消費者の方に体感していただきたい。山梨のモモを食べて、新型コロナウイルスを吹き飛ばしましょう」と力強く伝えました。 また、セリ場でも「多くの消費者の手に届けられるよう、山梨のモモ、フルーツをよろしくお願いします」と、市場関係者に向けてあいさつしました。 県では今後も、全国の皆さんに山梨の高品質な果実を選んで、食べていただけるよう、県を挙げて精力的にアピールしていきます。 山梨市にある果樹試験場は、県の果樹生産技術の向上やオリジナル品種の育成、また情報発信基地としての役割を担っています。このたび試験場では、赤系のサニードルチェとシャインマスカットを交配した新たなオリジナル品種「甲斐ベリー7」を開発しました。シャインマスカット同様、糖度が高く、種なしで皮ごと食べられることから、“赤いシャインマスカット”として、新たなブランド品となることが期待されています。この苗木は、12月をめどに県内農家へ供給することとしています。 視察のため果樹試験場を訪れた長崎知事は「実の張りや色付きも良く、シャインマスカットに負けないおいしさ。皮ごと食べられるので、口の中に一気に弾ける甘さがたまらない。早く生産農家さんの元に届けて、山梨の果樹産業を一緒に盛り上げていただきたい」と強く語りました。赤いシャインマスカット“甲斐ベリー7”を視察16

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