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き合い、個々に応じた対応ができている。コミュニケーションがしっかり取れていて、良い関係が築けている」と少人数学級の効果を実感しました。 また、船津小学校の立川博校長は「入学前の遊び中心の場から学び中心の場に変わる1年生には、さまざまな不安やストレスが生じる。先生からの声掛けの機会が増えることにより、子どもたちが安心して学校に通える環境づくりにつながる」と25人学級に期待を寄せました。 県では、子どもたちの個性を大切にしながら豊かな心を育成するため、学習・生活両面へのきめ細かな指導の充実に取り組んできました。しかし、子どもたちを取り巻く環境は年々複雑になり、一人一人に応じた指導がこれまで以上に求められています。 こうした状況を踏まえ、今年4月から、公立の小学1年生に25人学級を導入しました。 このほど、長崎知事が富士河口湖町立船津小学校を視察し、児童一人一人に丁寧に話し掛ける教員の姿を見て「先生が子どもたちにじっくり向全国に先駆け  25人学級を導入「教育のやまなし」で子どもたちに明るい未来を 未来の山梨を支える子どもたちの可能性を引き出すためには、教員が一人一人の児童生徒にじっくりと向き合い、きめ細かで質の高い教育を実現できる環境の整備が必要です。 そのため県では、今年4月から、公立の小学1年生に25人の少人数学級を導入し、来年度はこれを小学2年生に拡大するとともに、効果を検証した上で他学年への拡大を検討していきます。少人数学級を視察する長崎知事(富士河口湖町立船津小学校)25人学級がスタート2

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