ふれあいvol.74
11/24

 県はこれまで、全ての学年で国の基準よりも少ない人数とする県独自の学級編制基準を定めるなどして、少人数教育を推進してきました。 昨年度には、一人一人の子どもに対応したきめ細かく質の高い教育を 担任としては、困ったときに声を活躍できる機会が多く、また互いの 多様な価値観との出会いという点の良さを認め合えるようになった」 検討委員会では今後も議論を重ね、小学3年生以降への導入を検討し、今年中に方向性をまとめることとしを見ることができました。先生が保護者にきめ細かく対応してお返事をくださいますし、学級だよ学校生活の様子がよくわかります。同士のつながりも作りやすく安心で 学年が上がると、これまでとは違った悩みや不安が出てくると思うので、3年生以降にも少人数学級を導入し導入効果があった!届いた「現場からの声」【問い合わせ先】 義務教育課 TEL 055-223-1755 FAX 055-223-1759掛け合ったり、掃除や係の仕事を協力しながら進めたりする優しい姿を見ることが増えていて、うれしく感じています。25人学級は一人一人が良さに自然に気づくことができるなど、子どもの満足感や達成感、やる気につながっています。では多人数が良いという考え方もありますが、少ないからこそ関係を深ました。今年度はこれを小学校2年生にも拡大し、現在は38校がこの制度を活用しています。められる時間がとれ、いろいろな考きる25人学級は、私はプラスだと捉えています。 また、人数が減ったことで日々のどもと過ごす時間が増えるなど、時間をかけたいと思うことに十分使えるようになりました。実現するため、全国に先駆けて25人学級を公立小学校の1年生へ導入しえ方に触れて気づきを得ることがで事務処理の時間が短くなり、授業の準備や連絡帳の返事を書く時間、子級が導入された学校に実施した調査いの時間を増やすことができた」「児どを学校で過ごします。家庭のよういくための成長につながるものだと思います。がっていると思います。うちの子も推進検討委員会では、昨年度25人学の結果が報告されました。「一人一人の学習状況が把握でき、きめ細かい指導ができた」「発言の機会や話し合童同士で会話する機会が増え、互い 子どもは起きている時間のほとんに安心できる居場所であり、自己肯定感を養える25人学級は、子どもが将来安心して広い世界に飛び出してを持てるなど、自己肯定感につな学校が楽しいと言って、毎日先生やお友達の話をしてくれます。それだ 8月下旬に開催された少人数教育 25人学級は、子どもが自分に自信などの声が多く集まり、25人学級導入の効果を実感している様子がうかがえました。ています。けふれあいの時間が長いのだと感じます。授業参観では、先生が一人一人の様子をよく見ながら授業を進めてくださっていて、みんなが「できた!」「わかった!」と喜んでいる姿 また、これまで大きな不安を感じることなく学校に通えているのは、くださることも大きいです。不安に感じることを連絡帳に書くと丁寧なりの内容も充実していて、子どもの私は県外出身で知り合いがいなかったので当初は不安でしたが、保護者きました。ていただけたらうれしいです。2年目を迎えた25人学級個性や能力を伸ばし豊かな人間性と可能性を育みたい一人一人に寄り添ってもらえていると感じます一人一人に寄り添う時間が増えたという1125人学級を2年生に拡大昭和町立西条小学校2学年PTA学年委員長谷口 真季さん昭和町立西条小学校2学年担任保坂 直行さん

元のページ  ../index.html#11

このブックを見る