ふれあいvol.74
19/24

スケートボードカルチャーを根付かせ、地域に貢献できるパークを作りたい!子どもが多様な価値観に触れられる場所に林 陽介さんプロスノーボーダーとしてアメリカやヨーロッパのチームに所属し国内外で活躍。プロ引退後、東京から北杜市に移住。清里NBスケートパークの運営と並行し自伐型林業にも携わっている。然豊かな子育て環境を求めて東京から北杜市に移 「北杜市に来てから、子どもと一緒に趣味のス昼夜を問わず、大人も子どもも安心して楽しめる 林さんが注目したのは廃校となった高根清里小学校でした。小学校がなくなった地域にスケートを呼び込み、地域の活性化につなげたいという思 「クラウドファンディングで資金を募って資材を購入し、DIY(日曜大工)でパークを作りました。県内のスケーターをはじめ、たくさんの人の協力 パークは昨年1月にオープン。子さんでも安心できる敷居の低さを持った、みんな心から楽しんでいる姿を見せれば、そこから子どもみをきっかけに学びを深めていくことが大事だと僕のコミュニティ以外にも新しいつながりを作れたらいいなと思っています」という林さん。への思いがありました。います。学校が好きな子がいる一方で、既存の学校のシステムが合わず学校に行かない選択をする子もいます。ここにいる大人は、子どもの多様性や個性遊びに来られる、そんなパークにしていきたいです」 プロスノーボーダーとしてアメリカやヨーロッパのチームに所属し国内外で活躍してきた林さん。プロ引退後、3人目のお子さんの誕生を機に、自住しました。ケートボードをしようと思いましたが、当時県内には、きちんと管理され、天候に関係なく安全安心に楽しめるスケートボードパークがありませんでした。オリンピック競技になりスケーターは増えている一方で、環境が整っていないために安全面やマナーなどの問題が出てきています。移住してきたのも何かの縁だと思い、この地域に天候やパークを作ろうと決意しました」ボードカルチャーを根付かせ、若者や子育て世代いがあったといいます。のおかげで無事完成させることができました」 「本物に触れられるレベルの高さと、初心者やおが楽しめる空間づくりを大切にしています。大人がは何かを感じ取っていきます。子どもは興味や楽しは思います。そしてここで遊ぶ中で、子どもが普段 今後の目標には、これからの時代を生きる子ども 「集団が得意な子もいれば、1人が落ち着く子もを尊重し寄り添うことを大事にしています。家でも学校でもない、第3の居場所として誰もが安心して19未就学児、小学生向けのキッズスクールも開催パークにはたくさんの仲間が集うトリックを決める林さんパーク内ではショップも運営しているINFORMATIONKIYOSATONB SKATEPARK北杜市高根町清里3545-2083

元のページ  ../index.html#19

このブックを見る