ふれあいvol.75
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る時間が減ってしまいます。子どもは介護を必要とする全ての人が施設に入れる環境「介護待機者ゼロ」を令和8年度までに実現し、高齢者の全ての世代が安心して暮らせる社会を目指す 介護施設には、特養や短期入所し介護を受けるショートステイなどが 県では、このようなショートステに施設を建設する場合と比べて工事事業者が新たにスタッフを確保するありますが、広域型特養に併設されたショートステイの中には利用者が少ない施設もあります。イのベッドを特養のベッドに転換することで、床数を増やす取り組みを進めています。この方法では、新た費などの負担を減らすことができ、負担も減ります。などにより、男性が介護を担うこと態やどのような支援が必要かなどを明らかにするため、県は男性介護者はプライドが邪魔をして弱音を吐けず、悩みを一人で抱え込み、孤立状態になっているという実態が浮き彫りになりました。その一方で、孤立ました。 こうした状況を踏まえ、県は男性センターを新たに開設します。センターでは、県内の介護事業所や介護スタッフの確保・定着につながる仕組みをつくります。ての世代が安心して自分らしく暮らせる山梨になることでしょう。提供や介護支援専門員による企業訪問を実施し、男性介護者の孤立を防いでいくための取り組みを進めていきます。どちらかが介護離職をした場合、家計が維持できなくなることで、貧困化のリスクが高まります。子どもに助けてもらうという選択肢もありますが、勉強したり友達と遊んだりすらしい生活ができなくなるだけでなく、将来の夢を諦めてしまうなどヤングケアラーの問題につながるかもしれません。 このような状況を避けるため、県皆さんが安心して生活を送り、働き盛り世代の皆さんが安心して働き、また子どもが伸び伸びと育つことができる環境づくりを進めていきます。 この他にも、地域密着型特養を整備する市町村への支援や、有料老人ホームなどの特定施設入居者生活介護の指定により、入所できる人数を増やしていきます。 また、介護待機者ゼロの実現にはスタッフの確保・定着も欠かせません。県は来年度、介護福祉総合支援 近年、核家族化や女性の社会進出が増えています。 男性介護者の増加を受け、その実の支援に取り組む団体「山梨やろうの会」と共に、都道府県レベルでは全国初となる男性介護者を対象とした調査を実施しました。 調査結果から、多くの男性介護者状態の解消には介護サービスによる負担軽減が有効であることがわかり介護者同士が悩みを共有できる場の福祉士養成校と連携しながら、介護 介護待機者ゼロが実現すれば、全3施設既存のショートステイを特養に転換男性介護者を応援していますやまなし未来予想図〜豊かさ実感プロジェクト〜17意見交換会で男性介護者の体験談を聞く参加者介護待機者ゼロに向けた施設整備の取り組みショートステイの特別養護老人ホーム転換地域密着型特別養護老人ホームの整備有料老人ホームサービス付き高齢者向け住宅の特定施設入所者生活介護の指定R3年度実績R4年度予定R4年度予定R4年度予定70床60床34床

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