ふれあいvol.75
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色とりどりの衣装で行進する仮装パレード“今”をお届けする情報ページやまなし県政ニュース平和通りを勇壮に練り歩く武者たちNEWS第49回信玄公祭り 3年半ぶり盛大に開催 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、平成31年4月の開催以来、延期を余儀なくされてきた信玄公祭り。昨年10月、約3年半ぶり、史上初めて秋に開催し、観客動員数は過去最高の17万8000人を記録しました。コロナ禍であっても、参加者や観客の皆さんに安心して祭りを楽しんでもらうため、祭りの関係者は事前に抗原検査を行い、武者たちもオリジナルデザインのマスクを着用するなど、感染対策を徹底した上での開催となりました。 信玄公役はお笑いコンビ「ジャルジャル」の後藤淳平さん。舞鶴城公園では後藤さんの号令で、武者たちが一斉に気勢を上げ出陣。平和通りで約1200人の武者行列を披露し、県内外から集まった大勢の観客を魅了しました。 また、今回は新たな取り組みとして、甲府市中心街のハロウィーンイベントとコラボレーションした仮装パレードを開催。多様性をテーマに、女装パフォーマーでライターのブルボンヌさんや段ボールで手作りした甲冑姿の園児たち、県内在住の外国人などが平和通りを行進し、祭りを盛り上げました。 さらに、サッカーの天皇杯全日本選手権でJ1クラブを破り優勝の快挙を成し遂げたヴァンフォーレ甲府のパレードも行われ、優勝報告会で県は、同チームに県民栄誉賞を贈呈しました。 信玄公祭り実行委員会では、祭りを観客や参加者がより楽しめるよう、参加団体などの意見を聞いた上で次回の開催時期や内容を検討していきます。NEWS多文化交流イベントを開催 祭りで世界とつながる 県では、県内に暮らす約1万8000人の外国人の皆さんを地域社会の一員として包み込めるような「温かい社会づくり」に取り組んでいます。  そのような中、外国人住民の皆さんと祭りを通じて交流しようと「多文化交流イベント in えびす講まつり」を昨年11月に開催しました。 イベント当日、参加者の皆さんは楽しそうにみこしを担ぎ県庁構内や平和通りを練り歩きました。また、会場にはキッチンカーが並び、来場者はタイやベトナム、台湾など7カ国の料理を味わっていました。 県は、今後もこのようなイベントなどを通じて、国籍や文化的背景を超えた多文化共生をさらに進めていくこととしています。信玄公役の後藤淳平さん外国人住民がみこし担ぎを体験かっちゅう天皇杯優勝を果たしたヴァンフォーレ甲府のメンバー20

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