ふれあいvol.75
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 豊かさ共創の好循環を生み出すた育機関などが同じテーブルで議論す席者からは「人材を育てるための環境整備が必要」「デジタル人材の育成が課題」といった声が上がりました。「人材育成にかけるお金を増やすこと良い」といった期待の声も寄せら検討を進めています。産性向上につながるさまざまな講座を用意します。講座情報は専用サイ門家に相談できる窓口の設置も検討き手がスキルアップから賃金アップとが必要」と回答した企業が85%に上る一方で、実際に人材育成を支援している企業は6%にとどまりました。人的、時間的、金銭的余裕がないため一歩踏み出せていない企業が多いことが明らかになったのです。 さらに「県内でスキルアップの相談や講座情報をまとめて見ることができるワンストップのサイトがあるれました。 そこで、企業や働き手の負担を抑えつつも、時代のニーズや自分が求める能力を身に付けられるよう、県はスキルアップ基盤の整備に向けた この基盤では、教育機関や企業と共にAIやDX(デジタルトランスフォーメーション)をはじめ、生トに集約。「会社の成長にはどんなスキルが必要か」といったことを専していきます。 ここで重要となるのは、企業や働につながる好循環を理解し「お互いのメリットになるので頑張りましょう」と同じ方向を向いて利用してもらうことです。 そこで、まずは経営者の皆さんに人への投資の大切さを知ってもらえるよう、昨年12月に講演会を開催しました。また1月以降、AIによ光おもてなしをテーマに6回程度の長では対応しきれないような予測の難しい時代を迎えています。この大きな波を乗り越えていくには、多様な背景や価値観を持った人々が共にを常に学び続けることは重要です。も人も成長できるよう、しっかりとに向けて、皆さんも一緒に取り組んめ、まずは労働団体、経済団体、教る「豊かさ共創会議」を立ち上げました。会議はすでに3回を数え、出 また、県が行ったアンケートではる業務改善や経営マネジメント、観短期モデル講座を開講します。 現在、これまでの経験や技術の延認め合い、絶えずイノベーション(変革)を起こし続ける地域になるしかありません。その手段の一つとして、働く人が時代に必要とされるスキル 「豊かさ共創の好循環」を実現できれば、企業も働く人もさまざまな形で豊かさを実感できる社会になっていくでしょう。山梨県は今後も全ての働き手がスキルアップし、企業サポートしていきます。豊かさ共創でいきましょう。企業や働き手と共に考えるスキルアップの基盤を整備企業も人も、成長する山梨行 政やまなし未来予想図〜豊かさ実感プロジェクト〜5スキルアップ基盤の整備イメージ【入口】 専用サイト【出口】 修了証の交付スキルアップ・生産性向上豊かさ共創の好循環新たな価値創造企業の成長■ 学びのマッチング相談 ■ 産学連携で磨き上げられた実践的な講座を提供支援人への投資受講者同士のコミュニティ働く人企業収益増人への投資賃金アップ【働き手】▶スキル・賃金アップ【企 業】▶生産性向上・収益増

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