ふれあいvol.75
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 また、予防医療や健康維持に対すて、ヘルスケア、デジタル技術を活用した分野などにも支援の裾野を拡大していきます。さらに、県内企業外のスタートアップ(新興企業)と場への参入に挑戦していきます。 リニア開業後の本県はどのような テストベッドの聖地として広く認知され、国内はもちろん世界中から多くの起業家が本県を訪れ、リニア駅から県内各地へ向かい、新たな挑戦を繰り広げる姿が見られるでしょう。夕方には、仕事を終えた起業家らが駅前に戻り、仲間同士あるいはうになるかもしれません。山梨で挑戦することがステータスとなり、多くの起業家が目指す場所となっています。 また、山梨を訪れる起業家と県内社会になっているでしょうか。県内在住の経済人らと、グラス片手に語り合うシーンも多く見られるよを作り上げるため、資金の支援のみを緩めることなくさまざまな取り組 県がこれまでに関与した実証実験町村、地域住民など、新たな人材の交流を生み出しました。ク市場への上場を発表するなど、グた企業が国内外で活躍することで、世界中にテストベッドの聖地山梨のる需要が高まっていることから、来年度以降のセカンドステージとしの一層の取引拡大を図るため、国内の連携を進めるほか、巨大な海外市や、地域住民との交流を通じて、県民にも起業家精神が芽生え、新規事業を立ち上げる人、社会課題の解決ています。 リニア開業という、近未来の入口はすぐそこに迫っています。この劇的な時代の変化を迎える前に何も手リニアが現実のものとなったときには、ここ山梨がテストベッドの聖地として確固たる地位を確立している そこで、県ではスタートアップな企業、大学、研究機関などとの連携に向けて起業する人が次々と生まれを打たなければ、開通のメリットを最大限に生かすことはできません。必要があるのです。どの実証実験が盛んに行われる環境ならず関係機関の紹介など全面的なサポートを行っています。今後も手みを進めていきます。は、スタートアップと大学病院、市 また、県民の生活に実際に導入され、全国展開が進められている事例もあります。ほかにも、県内で挑戦している企業の米国法人がナスダッローバルに事業拡大を図っている例があります。 このように、今後も県内で挑戦し名をとどろかせ、多くの人から求められる場所となっていくでしょう。イノベーションを生むテストベッドの聖地へリニアがある山梨の未来攻めの姿勢で挑む実証実験の成果が着々とエネルギーや水など既存のライフラインに依存しない完全オフグリッド環境の実験フィールド(北杜市)中山間地域の不便さを解消するドローン配送の実証実験(小菅村)高齢者などの歩行を補助する軽量ロボットやまなし未来予想図〜豊かさ実感プロジェクト〜9

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