ふれあいvol79
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多様な背景・価値観を持った人々が決策を生み出し、メンバー同士が互を発揮しながら、絶えずイノベーショ 本県で質の高い集合知を生み出せ性的マイノリティ(性的指向が異性デンティティが出生時の性と異なる方)、障害者など、多様な方々を地域コミュニティーの一員として温かく受け入れ、より良い社会づくりに向けて共に歩んでいけるか否かにかかっています。化を理解し、地域に溶け込もうとするでしょう。一方で、母国の文化と照らした場合に、地域では表面化せずやり過ごしてきた課題に新たに気付くことがあるかもしれません。性的マイノリティや障害のある方も、などが実は地域の抱える重要な問題だ、という可能性もあります。思疎通を図っていくことが重要です。 共生社会を実現する上で、言葉の環境を整えていきます。 外国人住民が地域に溶け込み、山創出します。また「男女共同参画先進県」を目指すため、オンライン講推進センターを中核に関係団体と連て、市町村とも連携していきます。やスポーツ活動をはじめ大勢の人とるなど、心のバリアを取り除いていきます。こうした共生社会を実現する取り組みを粘り強く続け、県民一人一人がその能力を最大限に発揮し、また、かなふるさと山梨を実現することができます。の方々が充実した生活を営むための一助として「パートナーシップ宣誓制度」を導入しました。今後も多様な性を前提とした社会づくりに向け障害のある方とない方の相互理解も重要であることから、文化芸術活動交流できる社会参加の機会を確保す山梨に集まる人材がそれぞれの個性や能力を生かし、活躍できるよう取り組みます。それが質の高い集合知を形成し、発展と成長が継続する豊集まり、思い思いに独特な発想で解いに刺激を与え合うことで相乗効果ンが生まれます。本県が目指すのは、こうした常に進化し続け成長する社会です。るかどうかは、地域に暮らす、外国人、のみでない、またはジェンダーアイ 外国の方は育ってきた文化や習慣が異なります。そうした方が本県に移住するときには、日本や山梨の文生活していく上で感じている困り事こうした課題を地域で共有し、解決に向けてあらゆる視点・発想で知恵を出し合うことにより集合知が形成されイノベーションが生まれます。そして、課題を社会に埋もれさせないためには、皆が互いに地域の一員として認め合い、日頃から交流や意違い、無自覚の性別役割意識(ジェンダーバイアス)の存在、性的マイノリティや障害者に対する誤解・偏見などさまざまな障壁があります。県は、こうした問題を一つずつ取り除き、皆さんが安心して生活できる梨を「第2のふるさと」と感じられるような温かい社会づくりを進めるため、外国と日本の文化を互いに理解し、認め合うための交流の機会を座が受けられるICT環境の整備など、機能充実を図った男女共同参画携しながら、施策を強力に推進します。昨年11月には、性的マイノリティ多彩な視点・発想が課題を発掘全ての人が自分らしく活躍できるように外国人住民が抱える課題などを把握するため意見を交わす長崎知事(令和4年10月)9社会で生じている問題領域相乗効果県立青少年センター(甲府市)で行われた障害者スポーツ体験イベント(令和5年10月)相乗効果共生社会化で豊かさを実現共生社会が実現している状態問題解決領域が広がる

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