ふれあいvol81
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4時から翌早朝3時までの間はゲートを閉鎖します。また、登山道数の上限を4000人とし、この上限を超えた場合はゲートを閉鎖五合目の来訪者数は2019年に506万人に達し、世界遺産に登録された2013年の2倍を超えました。コロナ禍で減りましたが、2023年は2019年と同じ水準まで戻りました。富士山への登山者数もコロナ禍以前の水準になり、夜明け前の登山道は、御来光目的の人であふれ、登山者同士が密集し、一歩間違えれば重大な事故が発生してしまう恐れがありました。さらに夜間、山小屋に泊まらずに一気に山頂をめざす「弾丸登山」の人たちが登山道で寝る、たき火をするといった光景が国内外のメディアで繰り返し報道されました。未来に引き継がなければならない世界の宝をこのままにしておいていいはずがありません。そこで県は今シーズンから、五合目から上の登山道で規制を始めることにしました。登山道は道路法に定められた道路ですので、このままでは県が登山道を規制することはできません。そこで、登山道の一部と下山道を県の施設とすることで、登山道入り口にゲートを設け、登山者をコントロールすることにしました。弾丸登山を防止するため、午後の混雑を防ぐため、1日の登山者します。いずれも山小屋に宿泊予約をしている場合は、ゲートを通過できます。 2014年から五合目より上に登る方に対し、協力金(1000円)のお願いをしてきました。これに加え、通行料として2000円を負担いただくことにしました。負担いただいたお金は規制をするための経費や、「富士登山適正勢の人が富士山に登って混雑すると、登大山道が行列になります。誰かが転んで将棋倒しになってけがをするおそれがあります。また、徹夜で登山する弾丸登山者は、急な環境変化に対応できず調子が悪くなる人がいます。 県は登山者の安全と富士山の環境を守るため、今シーズンから以下のことを実施します。(同じシーズンでも登山の度に)※五合目だけに来訪した方は、費用負担はありません登山道に落ちているゴミ。多くの人のボランティア活動で減少傾向にあるバスがひっきりなしに着いて、五合目は混雑が続く皆さんからいただきますふれあいご理解とご協力をお願いしますvol.812024 SUMMER           3今シーズンからなにが変わるの?弾丸登山ストップ!対策に必要なお金をご負担いただきます混雑緩和に向けて午後4時〜午前3時登山道入口ゲートを閉鎖します通行料2000円1日の登山者数は4000人に規制します※山小屋の宿泊を予約している方は通行できます協力金1000円あくまで寄付ですが、

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