ふるさと山梨-中学校版-(デジタルブック版)
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101第1章 ふるさと山梨を大観して第2章 心のふるさと富士山第3章 ふるさと山梨を見つめて第4章 私たちのまちを見つめて第5章 未来を考える資 料 編水害後の耕地整理の様子(笛吹市内)Who are you?I am Fukki !My jobs are patrolling schools and promoting Fuefuki City! I look like a bird from the city – which bird is it? Let’s look it up!わたしたちのまちを守る 1907(明治40)年8月の大水害は,県内全域に甚大な被害をもたらしましたが,特に東八代郡(現・笛吹市)の被害は大きく,河川の氾濫により土石流が発生し,田畑は土砂で埋め尽くされました。 土地を失い移住を余儀なくされる人もいましたが,地域の人々はその後の水害に苦しめられながらも,協力して治水対策や耕地整理に取り組みました。 山梨県立博物館(御坂町)には,水害に関する多くの展示があります。先人たちが災害とどのように向きあい,備え,助け合ってきたのか,学びに訪れてみましょう。(つながりP.12)まちの功労者 「地下鉄の父」といわれ,日本で初めての地下鉄(現東京メトロ銀座線)を創業し,現在の地下鉄網の礎を築きました。 「いまに東京の地下は蜘蛛の巣のように地下鉄が縦横に走る時代が来る」という言葉を残しました。(つながりP.42) 小川正子医師が,故郷・春日居町で自分の病気を治すために暮らしていた家が,「小川正子記念館(病気療養の家)」です。 ハンセン病患者の救済活動に関する貴重な資料が展示されています。早川徳のり次つぐ(一宮町)小川正子(春日居町)なぜ,笛吹市は桃やぶどうの栽培に適しているのだろう。笛吹市の姉妹都市・友好都市には,どんなところがあるかな。また,それぞれの都市とはどのようなつながりがあるのだろう。特産品「 桃・ぶどう・柿 」「日本一桃源郷宣言」“にぎわい・やすらぎ・きらめき”のあるまちづくりわたしたちのまちをつくる 笛吹市では,果樹栽培を支えてきた先人たちの偉業をたたえるとともに,全国に誇れるすばらしい果実郷を守り,さらに発展させることを誓い,2005(平成17)年10月に「桃・ぶどう日本一の郷」宣言を,さらに,2013(平成25)年4月10日には「日本一桃源郷宣言」を行いました。2015(平成27)年4月には,全国の桃産地の関係者が集い,「第1回 全国桃サミットin笛吹」が開催されました。川中島合戦戦国絵巻ニホンスズラン群生地リニアの見える丘笛吹市桃の里マラソン石和温泉花火大会笛吹川鵜飼い

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