ふるさと山梨-中学校版-（デジタルブック版）

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141第1章 ふるさと山梨を大観して第2章 心のふるさと富士山第3章 ふるさと山梨を見つめて第4章 私たちのまちを見つめて第5章 未来を考える資　料　編山梨の人ってグローバルな視野をもって4　約３万年前から山梨に人々が住み始めました。それ以来，私たちの先人たちは，自然と共存する中で，知恵を出し合い，協働し，切磋琢磨して生きてきました。山梨の大地に根ざした先人たちの努力が，今の山梨・私たちの遺伝子となっています。　山梨は周りを高い山に囲まれていますが，先人たちは決して閉じこもって生きてきたのではありません。山に囲まれているからこそ，外への好奇心が旺盛になり，国内はもちろん，世界の中で活躍してきました。●上の５人の人たちのことをもっと調べてみましょう。他にもグローバルに活躍・貢献してきた山梨県人について調べてみましょう。●困難なことに立ち向かうエネルギーは，どこからわいてきたのでしょうか。私たちは，山梨に暮らしてきた人たちの何を受け継ぎ，どんな生き方をしていけばよいのだろう。2015年，私たちに勇気と生きる指針を与えてくれたビッグニュースと言えば・…「悪魔の兵器」と呼ばれる地雷を取り除く機械を開発し，危険地帯を実りの大地に戻す挑戦を続けています。（『山梨県道徳教育用郷土資料』より）宇宙で日本人初の船外活動（宇宙遊泳）を行うなど，２度に渡り宇宙での重要なミッションを成功させました。2012年,73歳で，困難と言われる中国側ルートを使い，自身のもつエベレスト女性最高齢登頂記録を更新しました。日本の植民地となっていた朝鮮半島に渡り，朝鮮の山々に緑をよみがえらせ，朝鮮の文化の掘り起こしに努力しました。（『山梨県道徳教育用郷土資料』より）写真提供/浅川伯教・巧兄弟資料館「やればできる。やらなきゃできない。」と知恵を駆使し，人々の心を動かし，砂漠の緑化に人生の晩年をかけて挑み続けました。雨宮 清きよし土井 隆たか雄お渡邉 玉たま枝え浅川 巧たくみ遠山 正せい瑛えい矢立の杉（大月市）