ふるさと山梨-中学校版-（デジタルブック版）

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32南アルプスがユネスコエコパークになっているよね，知ってるかな。世界遺産みたいなものかな。聞いたことあるけど,よくわからないわ。（1）自然との共生南アルプスユネスコエコパーク（南アルプス生物圏保存地域）エコパークの三つの区分図　ユネスコエコパークは，生態系を守りながら自然を活用していく，つまり人間社会と自然との共生に取り組む国際的なモデル地域です。※正式には,Biosphere Reserves（生物圏保存地域）といい,ユネスコエコパークは日本のみで使われている名称です。　山梨県，長野県，静岡県の3県10市町村が含まれる，総面積302,474haに及ぶ広い地域のことです。核心地域　自然環境を守らなければならない一番大切な地域で，南アルプスを代表する3,000ｍ級の山々（北岳，仙丈ヶ岳，甲斐駒ヶ岳など）があり，貴重な動植物の生育場所になっています。緩衝地域　環境教育，野外活動や観光，レジャーに利用することができる地域で，大切に守られながら各活動が行われています。移行地域　人々が生活している地域で，自然や文化・歴史を観光の対象としながら,その持続可能性を考えるエコツーリズムなどが行われています。間ノ岳間ノ岳入笠山入笠山甲斐駒ヶ岳甲斐駒ヶ岳富士見町富士見町仙丈ヶ岳仙丈ヶ岳北岳北岳農鳥岳農鳥岳荒川三山荒川三山聖岳聖岳赤石岳赤石岳塩見岳塩見岳鳳凰三山鳳凰三山ユネスコエコパークとは北岳