ふるさと山梨-中学校版-(デジタルブック版)
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53第1章 ふるさと山梨を大観して第2章 心のふるさと富士山第3章 ふるさと山梨を見つめて第4章 私たちのまちを見つめて第5章 未来を考える資 料 編(3)山梨の交通のこれから●過去・現在の交通の様子を比較して,地形や人口,産業分布という面で気がついたことをまとめてみましょう。●中央本線とリニア中央新幹線が通っているルートはなぜ違うのか,考えてみましょう。●道路や鉄道が新たに開通するとどのようなメリットとデメリットがうまれるでしょうか,考えてみましょう。リニア中央新幹線中部横断自動車道 リニア中央新幹線は,東京都から甲府市,赤石山脈(南アルプス)中南部,名古屋市,奈良市付近を経由し,大阪市までの約438kmを約1時間(最高時速おおよそ500キロ)で結ぶ新たな新幹線です。この新幹線には我が国独自の技術である超電導リニアが用いられています。2027(平成39)年には東京-名古屋間が開通する予定です。山梨県には甲府市大津町付近に駅が建設されます。 中部横断自動車道は,静岡市を起点に,山梨県甲斐市を経由して長野県小こ諸もろ市に至る延長約132kmの高速道路です。超電導リニアとはどんなしくみなんだろう。明治44年と平成6年の甲府―新宿間の平均時速の差はどのくらいあるのかな。岐阜県長野県山梨県愛知県静岡県神奈川県東京都凡例山梨リニア実験線計画路線概略の駅位置02550㎞甲府−新宿間 鉄道による所要時間の推移明治44年中央本線全線開通5時間40分昭和 6年甲府−新宿間電化3時間38分昭和41年特急あずさ登場2時間 8分平成 6年スーパーあずさ登場1時間22分平成39年リニア開通25分程度※甲府−新宿間の距離は約124㎞ ※リニアは甲府−品川間
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