ふるさと山梨-中学校版-(デジタルブック版)
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58山梨の言葉5 「山梨にかかわる言葉」をテーマにした二つの学習を紹介します。取り組みの仕方を参考にして,国語科の学習などで挑戦してみましょう。きっと,「山梨の言葉」との出会いがあります。(1)山梨にゆかりのある文学作品を探して読んでみようをりとりてはらりとおもきすすきかな春めきてものの果はてなる空の色鈴おとのかすかにひびく日ひ傘がさかなふるさとの雪に我われある大たい爐ろかな芋いもの露つゆ連れん山ざん影かげを正ただしうす 現在の笛吹市境川町に生まれる。 大学生時代,高たか浜はま虚きょ子しに師事し,本格的に俳句への道を歩み始めた。1909(明治42)年に帰郷。以後,生涯を境川の地で過ごし,山梨の自然や生活をよみ続けた。大正時代,俳句雑誌「キララ」の主選者に迎えられ,その後主宰となって誌名を「雲うん母も」と改めた。同誌は蛇笏没後四男の龍りゅう太たに受け継がれた。飯いい田だ 蛇だ笏こつ(1885〜1962)「どの子にも 涼しく風の 吹く日かな」は息子・龍太さんの作品だよね。季節を感じることができる言葉があるね。山梨の自然をどのような言葉で表そうとしたのでしょうか。他にもどんな作品があるのかなあ。学校の図書館で調べてみよう。
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