ふるさと山梨-中学校版-(デジタルブック版)
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59第1章 ふるさと山梨を大観して第2章 心のふるさと富士山第3章 ふるさと山梨を見つめて第4章 私たちのまちを見つめて第5章 未来を考える資 料 編■俳句を鑑賞しよう■言葉を調べてみよう■情景を思い浮かべてみようをりとりてはらりとおもきすすきかな(一九三〇年『山さん廬ろ集』)→すべて平仮名→「り」の音が多い→かな (余韻を残す)【NDCの活用】「言語」→NDC800番台の棚「歳時記」「季語辞典」→NDC900番台の棚○筆者の見方や思いについて考えてみよう。○すすきかな→すすき(秋の季語)爽やかな秋空の下に,白いすすきが鮮やかに映し出されている。○はらりとおもき →「はらり」(擬態語) →「おもき」持ってみたら重いすすきの重さに何を感じたのかなあ。改めて,どのような情景が見えますか。蛇笏さんは,何に心を動かされたのだろう。「広辞苑」では①の意味だよね。軽そうにしなって見えた「すすき」に,重さを感じたんだ。「はらり」という言葉が気になるなあ。「はらり」,「おもき」という逆の意味を想起させる言葉が一つになっているんだね。興味をもった言葉について学校の図書館で詳しく調べてみましょう。大意を捉えよう「いいな」と思ったところを確認しよう改めて味わおう音読してみようもう一度,音読してみよう情景を思い浮かべてみようはらり〔副詞〕①物が軽やかに散ったり、こぼれたり、解けたりするさま。②物事がうって変わるさま。すっかり。「広辞苑」はらり〔副詞〕衣服・布・髪の毛など、軽い薄いものがはがれ落ちたり、なびいたりする様子。「擬音語・擬態語辞典」

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