女性の健康メモ~中高年編~
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・歯周病 歯周病は、歯の周囲に起こる炎症から始まり、やがては歯が抜け落ちてしまう疾患の総称です。40歳以降で、歯を失う原因の大半が歯周病によるものです。年をとれば、歯は抜けるものだと思っている人がいますが、歯周病は老化によって起こるものではありません。歯周病はきちんとした歯磨きをしないといった悪い生活習慣によって起こる生活習慣病なのです。歯・口の健康・ドライマウス ドライマウスとは、だ液の分泌が減って口の中が乾いた状態をいいます。ドライマウスになると、ものが食べにくい、話しにくい、口臭がする、のどの乾きなどの症状が出ます。 だ液の分泌量が低下する原因には、自律神経のバランスや女性ホルモンの減少が影響しています。 スポーツ飲料や水をこまめに飲むようにします。禁煙・節酒も必要です。だ液の分泌をよくするためにキシリトールのガムや、レモン、梅ぼしなどを噛むのも効果があります。食事では噛む回数を意識して増やすようにします。80歳になっても自分の歯を20本以上残し、好きなものを食べることで生き生き過ごせるよう、県では8020運動を進めています。ガムを噛むと唾液が出て症状が軽くなる場合もあります。・対処法は?7

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