やまなし人口減少危機突破企業マニフェスト集第15版
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●山梨県が思うこと「まちから子どもの声が消えている」――「このまま人口が減っていったら、はたしてビジネスは成り立つのだろうか」――日本全体をおおっているこのような不安に、山梨県は正面から向き合い、危機的な状況を”TOPPA”していきたいと考えています。しかし、「人口減少問題」というのは、行政の力だけで解決できるものではありません。『山梨県』は、行政も、企業の皆さん・県民の皆さんも、同じ一つの船に乗る「運命共同体」。この船が危機に直面したときは、乗組員が心を一つにして、総力で取り組んでいかなければならないと考えています。●「人口減少危機共同宣言」をおこないましたそこで、山梨県は、県内市町村や、企業・団体の皆さまとともに「やまなし人口減少危機突破共同宣言」をおこないました(令和5年7月27日)。肝心なのは、「宣言しただけ」にとどめず、各自がやれることを考え、実行していくことです。「自分の会社だけで『人口減少対策』なんてムリ」。こんな声も聞こえてきそうです。でも、難しいことは必要ありません。従業員お一人お一人が、働き続ける「喜び」と、結婚・妊娠・出産・子育ての「幸せ」を、御社を舞台に両立できるようにすること。そのために何ができるのか。ぜひ、経営に携わる皆さまも、職場の皆さんにも、みんなでお考えいただければ幸いです。●「マニフェストづくり」のススメそれぞれの企業の皆さまに必要なこと・できることを「見える化」し、具体的なアクションにつなげていくためのツールとして、「『やまなし人口減少危機突破共同宣言』マニフェスト」の統一様式を用意しました。「わが社のアピールポイント」から「知ってほしいわが社の働き方改革の取り組み」まで、幅広く記載いただけるものにしています。まずは「はじめの第一歩」として御社のマニフェストづくりに取り組んでいただきたくお願いいたします。~はじめに~

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