山梨てくてくvol.07
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上の坊プロジェクト代表富士山信仰の歴史が語りかけてくる町「河口」。かわぐち生まれ育ったふるさとの歴史や文化を後世に伝え、残していくために。「上の坊プロジェクト」では、地元・河口の歴史をひもとき、文化の掘り下げと情報発信を行っている。FEATURE外川 真介さ んこの版木は「富士山牛王宝印図」といわれ、道者の行衣に刷り出された。道中の安全と、神様を背負うことで守り導かれるといわれていた。河口の版木の構図は、台座の部分が、てんぐの葉うちわになっているのが特徴。[富士講の白装束に刷り込む版木(右)][富士講の巡礼に使われたと思われる携帯用コノハナサクヤヒメ像(左)]富士講の道者がみそぎに訪れた「母の白滝」前で10

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