山梨てくてくvo.08
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昔レーズンが苦手だったという三森さん。 「それは輸入品に施されていたコーティング剤のせいでした。私と同じように価格は高くても手間をかけたものを食べたい人はいるはず。そういったお客さまとともに育てていきたい、そんな思いで無添加のレーズンを作ることにしたんです」 少しずついろいろな種類のものが食べたい、見た目もきれいなものがいい、そんな女性の感性と厳しい視点に応えるものに近づけたいと女性スタッフと検討を重ねました。三森さんは、スタッフが積み重ねるストーリーが本物を作り上げていると考えています。 「みんな自分たちが育てたブドウをいとおしく思っているんです。おいしいものって心に残りますよね。このレーズンを食べて、山梨のファン、勝沼のファンになってもらえたら、うれしいです。私たちは、ブドウで山梨を発信したい。おいしさで感動を伝える努力は惜しみません。そして、できれば多くの方に農場に来て見ていただいて、農業者と思いを共有しながら、この地を愛していただけたら幸せですね」女性の視点を大切にした商品開発。本物のおいしさを作るためにぶどうばたけ甲州市勝沼町菱山1425 TEL.0553-44-03568/1~11/3は、毎日営業。他は土日祝のみ営業有限会社 ぶどうばたけ 取締役ご主人の三森斉さんのパートナーとしてパワフルに活動。ぶどうばたけの敷地内にある菱山中央醸造で、ワインアドバイザーとしても活躍。三森 かおりさ んレーズンの乾燥具合は、手で裏返しながら手の感触で決めていく。この作業があるから、香りがしっかりと残り、味わい深いものができる。こうしたプロ意識を持って作っていることを、お客さまにも伝えていきたい。▲店内に飾ってある「レーズンができるまで」のイラストは、スタッフの手作り11
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