山梨てくてくvol.11
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をしたいと思うようになりました」 目標に向かって、群馬や静岡の旅館などで経験を積んだ裕梨さん。早川町の赤沢宿にある「宿の駅 清水屋」のスタッフに空きが出たことを知り、早く地域になじみたいという思いもあって3度目となる早川町での暮らしを始めました。 「宿には『衣・食・住』全てが詰まっていると思うんです。私はものづくりにも興味があるので、例えば、食べ物は地元産のもの、建物も昔の大工さんの趣向が凝らされているもの、着る物もきちんと織られたものなどを、大切にしたいと思っています。ものづくりを大切にする地元の方々への尊敬の気持ちも含めて、そういうものを集めた宿にするのが理想です。早川町には長い歴史を持つ『雨畑硯』もあります。お客さまにそんな地域の歴史や文化も伝えていきたいですね。 私は海外で暮らしたことで改めて日本の良さに気付けたように思います。早川町のことはまだ勉強中ですが、まずは、私が見つけた地域の魅力をSNSを使って英語で発信しながら、ご縁を大切に、いつの日か自分の宿を開くという夢をかなえたいと思っています」専門相談員が常駐し、山梨への移住や就職について、ワンストップでお手伝い。移住セミナーや各種イベントも開催しています。やまなし暮らし̶山梨への移住相談はこちらへ̶やまなし暮らし支援センター東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館8F NPOふるさと回帰支援センター内TEL.03-6273-4306 FAX.03-6273-4307E-mail:yamanashi@furusatokaiki.net利用時間:火~日曜日 10:00~18:00■やまなし暮らしセミナー自治体職員や相談員による地域情報の提供や個別相談などを行います。6/23(土)韮崎市・北杜市セミナー7/ 7(土)富士北麓セミナーNPOふるさと回帰支援センターNPOふるさと回帰支援センター検索早川町赤沢193TEL.0556-45-3232営業時間:9:00~16:00定休日:水曜日宿の駅 清水屋身延山と七面山を結ぶ参道の宿場町として繁栄した赤沢宿。赤沢宿は「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されており、歴史を感じさせる古き良き家並みが今に残っている。かつて旅籠屋を営んでいた建物を改装した「宿の駅 清水屋」は休憩所となっていて、お茶も楽しめる。はたご や15

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