トップ > 組織案内 > 県教育委員会の組織(課室等) > 学校施設課 > 県立高等学校への冷房設置について

ページID:91333更新日:2022年8月5日

ここから本文です。

県立高等学校への冷房設置について

冷房設備導入の経緯

  • 夏季休業期間中の補習・講習の増加や週5日制の導入に伴う休業期間の短縮など、夏季における教育活動の充実が図られる中、保護者団体からの要望もあり、平成24年に冷房設備設置基準を改定し、ホームルームを実施する普通教室に冷房を設置しました。
  • 平成30年3月に文部科学省は「学校環境衛生基準」を改正し、教室等の温度基準を「10℃から30℃」から「17℃以上28℃以下」へ見直しました。
  • 平成30年の猛暑を受け、特別教室についても、生徒の学習効率の向上のみならず、熱中症予防など健康管理の面からも冷房設備が課題となっており、県議会でも冷房設置の拡充を求める質問がなされたほか、高校生議会等からも要望や意見が出されました。
  • 令和元年度に冷房設備設置基準を改正し、「授業における使用率が週50%以上の教室」へ冷房を設置することとしました。
  • 特別教室への冷房設備設置事業を令和元年度から開始し、令和3年6月をもって完了しました。
    ※整備後の県立高等学校の冷房設置率: 普通教室 93.5%(うちホームルーム実地教室は100%) 特別教室 48.1%
    (令和4年4月1日現在)

事業概要

エアコン工事

  • 整備対象校:県立高等学校23校

(甲府南高等学校、甲府昭和高等学校、甲府城西高等学校、甲府第一高等学校、甲府東高等学校、甲府西高等学校、甲府工業高等学校、

農林高等学校、笛吹高等学校、日川高等学校、塩山高等学校、山梨高等学校、巨摩高等学校、身延高等学校、北杜高等学校、韮崎高等学校、

韮崎工業高等学校、都留興譲館高等学校、上野原高等学校、都留高等学校、富士北稜高等学校、富士河口湖高等学校、ひばりが丘高等学校)

  • 事業内容:音楽室、社会科教室、工作実習室や調理室などの特別教室で、授業における使用率が週50%以上の教室へ冷房を設置。

128室12,316.18平方メートル

整備スケジュール

 

冷房
  • 最高気温の平均値が高い地域、真夏日(一日の最高気温が30℃以上の日)の出現率が高い地域や、気象条件により窓が開けられない地域を元に整備スケジュールを決定。
  • 1期工事:甲府、峡東、峡西、峡南、東部地域17校

(甲府南高等学校、甲府昭和高等学校、甲府城西高等学校、甲府第一高等学校、甲府東高等学校、甲府西高等学校、甲府工業高等学校、

農林高等学校、笛吹高等学校、日川高等学校、塩山高等学校、山梨高等学校、巨摩高等学校、身延高等学校、都留興譲館高等学校、

上野原高等学校、都留高等学校)

102室9,837.21平方メートル
設計:令和元年8月~令和2年1月
工事:令和2年2月~令和2年7月

  • 2期工事:峡北、富士北麓地域6校

(北杜高等学校、韮崎工業高等学校、韮崎高等学校、富士北稜高等学校、富士河口湖高等学校、ひばりが丘高等学校)

26室2,478.97平方メートル
設計:令和2年6月~令和2年10月
工事:令和2年12月~令和3年5月

 

参考:県内の気象観測地における最高気温の平均等

工期

観測地点

最高気温の平均(℃)

真夏日出現率(%)[日数]

1期

甲府

30.7

44.8[165日]

峡東地域[勝沼]

30.4

44.0[162日]

峡(西)南地域[切石]

29.2

34.2[126日]

東部地域[大月]

28.7

31.3[115日]

2期

峡北地域[韮崎]

28.6

29.9[110日]

富士北麓地域[河口湖]

25.8

14.1[52日]

最高気温の平均は、平成23~30年の6~9月のデータを元に算出

真夏日出現率は、平成29~30年の5~10月のデータを元に算出

このページに関するお問い合わせ先

山梨県教育委員会教育庁学校施設課 
住所:〒400-8504 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1762   ファクス番号:055(223)1754

このページを見た人はこんなページも見ています

県の取り組み

pagetop