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ページID:116904更新日:2024年8月12日
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県議会は、令和6年6月定例会を6月25日から7月10日までの16日間の日程で開催しました。
開会日には、長崎幸太郎知事が総額193億3,572万3千円の令和6年度一般会計補正予算案などを提出しました。
提案理由説明で知事は、人口減少危機対策について、「経済要因の調査により奨学金返還の負担が、婚姻、出産等に影響していることが明らかになったことから、基金を設置して若者の奨学金返還を支援することとし、最終的には若者を経済的な『自立』に導くべく、スキルアップを促し、より良質な雇用につなげていくことが、持続可能な人口減少危機対策であり、人材確保対策である」との考えを示しました。
また、富士山登山鉄道構想では、「様々な視点から多様な意見を交わし、将来像を地域住民とつくり上げていくことで、将来の交通システムの最適解が導き出されるはずである」と強調しました。
加えて、県ゴルフ場等造成事業の適正化に関する条例改正案では、県土の強靱化と高付加価値化を推進するため、良好な地域環境を確保しつつ、民間による適切な投資・開発を取り込んでいくべきとの県議会からの提言及び昨今の社会情勢を踏まえて、「地域の意向を十分尊重するとともに、自然環境との調和が図られる場合には、市町村面積の6パーセントまでの開発も可能とする運用の弾力化を図る」と述べました。
知事の説明を受けて6月28日、7月1日、2日、3日の4日間、代表・一般質問を行いました。
7月4日には、教育厚生、農政産業観光委員会、5日には総務、土木森林環境委員会を開催し、付託案件や所管事項の審査を行いました。
定例会最終日の7月10日の本会議には、令和6年度一般会計補正予算、やまなし人材定着奨学金返還支援基金条例制定、県物流基盤の強化に関する条例制定、議員提出による地方消費者行政に対する財政支援の継続・拡充を求める意見書など27案件を可決、同意、承認して閉会しました。