ページID:103484更新日:2022年3月18日
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平成26年11月に「災害対策基本法の一部を改正する法律」が施行され、大規模災害時に緊急車両が通行できないほどの交通障害が発生した場合には、道路管理者の権限により放置車両を撤去できるようになりました。
この法改正を踏まえ、峡東建設事務所では災害時に道路管理者と関係機関が連携し、緊急車両が通行できない状況を迅速かつ効果的に解消するための道路啓開訓練を実施しました。
今回は、近年注目されているICT技術を活用し、道路上で訓練を行いました。
(道路啓開とは災害時において救援ルートを確保するため、緊急車両が通行できるように早急に最低限の処理を行うことを言います)
訓練日時:令和3年10月13日(水曜日) 13時00分~15時40分
開催箇所:国道411号 新千野橋(甲州市 塩山 千野地内)
参加機関:峡東建設事務所、日下部警察署、(一社)塩山建設業協会、(一社)山梨県測量設計業協会
東京電力パワーグリッド(株)、東日本電信電話(株)
訓練事項:(1)ドローンを用いた情報伝達訓練、(2)パワーアシストスーツを用いた段差啓開訓練、(3)支障物件(電線)の撤去
(4)車両啓開訓練、(5)支障物件(ガレキ)の撤去
開会式
ドローンの飛行状況
パワーアシストスーツを活用した段差啓開
道路管理者及び(一社)塩山建設業協会による立ち往生車両移動訓練
電線管理者による支障電線の撤去訓練
(一社)塩山建設業協会による支障物の撤去訓練