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富士の国 やまなしの魅力
山梨県は富士山や南アルプス、八ヶ岳など、高峰に囲まれた日本を代表する山岳県であり、県土の78%を森林が占めるなど、豊かな自然に恵まれています。そこからは清らかで良質なミネラルウォーターが生み出されています。ミネラルウォーターは山梨が発祥の地※1であり、生産量は年間約158万KL※2と日本一を誇り、全国シェアの4割を占める一大生産地となっています。
※1日本で初めてミネラルウォーターが発売されたのは、1929年(昭和4)年のことです。身延町下部で湧出する名水を活用し、「日本エビアン」の商品名で堀内合名会社(現在の富士ミネラルウォーター株式会社)から発売されました。
※2一般社団法人日本ミネラルウォーター協会調査(2022年生産量)より
「甲府の水」は、「平成の名水百選」に選ばれた日本有数の渓谷美を誇る御岳昇仙峡の表流水を原水とした水道水から塩素を除去し、ボトルに詰めたものです。安全でおいしい水道水をPRするとともに、災害に対する水の備蓄意識を高めるために2008年2月に製造開始しました。ボトルデザイン画と製品名は、市民から公募しました。また、2013年に水道給水100周年を迎えたことから、ボトルデザインに記念ロゴを追加しました。
都留市ではおいしい水をPRすることを目的に、平成の名水百選「夏狩・十日市場湧水群」内に位置し、富士山湧水である第一水源(通称熊太郎水源)の原水をペットボトルに詰めた『つるの水物語「熊太郎の大好物」』を2007年5月に製造開始しました。市内のイベントなどで配布するとともに、市内販売所へ商品を卸し、市内外へのPRを兼ね販売も行っています。2011年9月にはラベルデザインのリニューアルを図るため全国からデザインを公募し、2012年8月から新ラベルでの販売を開始しています。
甲斐市は「甲斐のうまい水龍王源水」を製造販売しています。「龍王源水」は、竜王地域の人々が日常飲用している水道水の原水で、「釜無川」近くの水源(第12取水井)の地下100mの深井戸から汲み上げた、南アルプスに源流を発する釜無川の伏流水です。旧竜王町町制40周年記念事業の一環として、1996年に災害備蓄や町のPR用として製造を開始しました。
「地下の恵み中央市のおいしい命水」は、中央市の地下から採水したミネラル成分が非常に多く含まれている原水をペットボトルにしたものです。中央市は地下水水質が非常に良好で、水量も豊富なことから、災害時の備蓄、PRや販売を兼ねて、その魅力を伝えるために2012年に製造開始しました。名称は公募により決定しました。