ページID:92863更新日:2019年12月27日
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農業にはいろいろなスタイルの農業がありますが、就農(農業という仕事に就く)形態で農業をする場合は、独立して自営の農業を始める(独立・自営就農)か、農業法人等に就職して従業員として農業に携わる(雇用就農)の大きく2通りの方法があります。また、農業には、栽培技術、農地、農機(軽トラ、草刈機など)、資金、住宅などが必要となりますが、やりたい農業のあり方によって、必要なものや程度が定まってきます。
具体的には以下のように、希望する農業のイメージを固めることが重要です。
上記のことが決まれば、就農する地域、農地の規模、必要な労働力、販路も絞られてきます。
山梨県は、果樹の生産が盛んで、農地の5割弱に果樹が作付られ、ブドウ、モモ、スモモの生産量が全国1位、果物産出額が全国5位の果物王国です。年間日照量が日本一長く、水はけのいい地形で育った果物は非常に甘くおいしいことで知られています。また、ミネラルウオーターの産出量が全国産出量の4分の1を占る山梨県では、良食味のお米や野菜も生産されています。
まず山梨に行ってみる
山梨の農業に興味を持ったら、まず行ってみましょう。
一定の期間、特定の市町村に居住することで、地域の魅力や地域住民の人柄に触れることができます。各市町村ごとに期間の定め、費用、設備等が異なります。詳細はこちら。
職業として山梨で農業をやりたい、また、深く知りたい場合、次のステップに進みましょう。
1.山梨県立農業大学校での研修に参加し、農業を体験する(農業への適正をみる)
農業への適性を見極めるために実際の農作業を体験する研修。果樹・野菜の2コースに分かれおり、平日1日コースと休日2日コースから選ぶことができます。
山梨県内での就農に向けて、土曜日等の休日に実践的な栽培技術などを学ぶ研修。果樹、野菜、有機農業の3コースに分かれており、複数日にわたり開催され、一連の栽培管理を学ぶことができます。体験したい品目が決まっている方におすすめです。
上記に関して詳細はこちら 。関西圏域でも、就農体験研修を実施している都道府県の農業大学校も多くあるので、そちらを体験して農業への適正把握ややりたい作目を検討することもできます。
2.技術を身につけるとともに就農準備(農地・資金の準備や人間関係構築等)
農業経験がないもしくは経験年数が短い場合、以下の技術習得方法があります。
現在、公募はなく、農業法人でインターンシップを体験したのち、雇用就農に至るケースが一般的です。 インターンシップでは、県内の先進的な農家や農業経営体で、短期農業研修を行います。農作業や生活に実体験するとともに、農業に関わる話や相談をすることができます。インターンシップに関してはこちら。
山梨県内の農業生産法人等への就職を目指す方に、農作物の栽培技術や農業経営に関する知識を習得するための訓練を実施しています。講義と実習(特に実習が充実)があり、農業に関して体系的に学ぶことができます。また、週1~2回程度の農家での実地研修もあり、派遣先農家との人脈構築や地域への理解を深めることができます。詳しくはこちら。
まずは、大阪事務所(06-6344-5961)もしくは、山梨県就農支援センターへ(055-223-5747)お気軽にご相談ください。
なお、就農したい地域がすでに決まっている場合は以下の相談窓口へご連絡ください。
事業所名 | 管轄地域 |
電話番号 FAX番号 |
住所 |
---|---|---|---|
担い手・農地対策室 | 山梨県内全域 | 055-223-1621
055-223-1604 |
甲府市丸の内1-6-1 山梨県庁 本館6階 |
中北地域普及センター (中北農務事務所) |
甲府市・韮崎市・南アルプス市・北杜市・甲斐市・中央市・昭和町 | 0551-23-3292
0551-23-3098 |
韮崎市本町4-2-4 北巨摩合同庁舎2階 |
峡東地域普及センター
(峡東農務事務所) |
山梨市・甲州市・笛吹市 |
0553-20-2707 0553-20-2709 |
甲州市塩山上塩後1239-1 東山梨合同庁舎3階 |
峡南地域普及センター
(峡南農務事務所) |
市川三郷町・富士川町・早川町・身延町・南部町 |
055-240-4116 055-240-4117 |
西八代郡市川三郷町高田111-1 西八代合同庁舎1階 |
富士・東部地域普及センター (富士・東部農務事務所) |
富士吉田市・都留市・大月市・上野原市・富士河口湖町・道志村・西桂町・忍野村・山中湖村・鳴沢村・丹波山村・小菅村 |
0554-45-7806 0554-45-7833 |
都留市田原2-13-43 南都留合同庁舎2階 |