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2024年11月16日、U・Iターン就職を考えている大学生等に向けてオンラインで開催しました。U・Iターン就職して県内企業等で働く若手社員5名によるパネルトークの様子をお伝えします。
山梨県人事委員会事務局<地方自治体> 渡邉 和音さん(Uターン、2019年4月入社) |
株式会社山梨中央銀行<金融> 上原 重哉さん(Uターン、2020年4月入社) |
富士観光開発株式会社<サービス> 堀尾 拓未さん(Iターン、2023年4月入社) |
株式会社光・彩<製造> 戸邊 かずはさん(Uターン、2021年9月入社) |
リバーエレテック株式会社 商品開発本部〈製造〉 吉田 拓未さん(Iターン、2023年4月入社) |
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戸邊さん〈株式会社光・彩〉
私は山梨に来る前は東京に住んでいたのですが、その時は子育てをするということが全く想像できませんでした。東京でベビーカーを持って満員電車に乗り込んでいくお母さん方の様子を見ていたのですが、私が育った環境は、車で送り迎えをしてもらったり、幼稚園にも幼稚園バスに乗って行っていたりしていたので、ギャップを感じ、やっていけないのではと思いました。そのような経験があり、子育てをするなら絶対に山梨だと思っていました。私は山梨に帰ってきて、山梨で相手を見つけて山梨で子育てをしたいと思い、山梨に帰ることに決めました。
吉田さん〈リバーエレテック株式会社〉
私は、実家が北海道にあり、今勤めている会社の東北にあるグループ会社に異動するかもしれないと思っていました。しかし、東北からでも山梨からでも実家に帰る時間はあまり変わらないため、しばらく山梨県で勤めて、お盆や正月に実家に帰ってというように働くことができれば良いなと考えています。また、私は奨学金を借りているので返済の面での不安がありました。しかし、山梨県は奨学金返還支援制度があり、8年間働くと、借りた奨学金分の補助金が出るため、とても安心して働くことができています。
※奨学金返還支援制度について詳しくはこちら
上原さん〈株式会社山梨中央銀行〉
私は東京の大学に通っていましたが、大学の友人は親が転勤族で色々な場所を転々としていて、地元らしい地元が無いという人が多いです。比較すると私は小学校も中学校も甲府で過ごす中で山梨県に対して地元という気持ちが芽生えていて、それはとても良いことなのではないかと気づくことができました。子供にも同じように地元を感じてもらえるよう、県内で、そして山梨の銀行で働きたいと感じました。東京等にも支店はありますが、基本的に山梨県内で働くことができるため、子供に山梨県が地元と思える環境を作ってあげたいという気持ちが大きいです。
渡邉さん〈山梨県人事委員会事務局〉
私は将来子供が欲しいと考えています。自然豊かな環境で、子供にも祖父母と暮らすような生活を体験してもらって、のびのび過ごしてもらいたいなという気持ちがあるため、山梨県にできる限り居たい気持ちがあります。今の職場は子育て支援が充実していて、最大3年程、育児休暇を取ることができるので、支援制度を利用しながら生活していきたいと考えています。夫は県外に実家があるため、将来的には県外に住むことになるのだろうと心構えはしているのですが、できる限り山梨県に引き止められるように、頑張ろうと考えています。
堀尾さん〈富士観光開発株式会社〉
私は結婚や子育て等全く想像したことはなかったのですが、仮に子供ができたとすれば、東京より山梨県の方がのびのび育つのだろうと考えています。今後に対して不安も特に無く、山梨を思い切り楽しみ、その後の選択肢を考えようと思っています。
渡邉さん〈山梨県人事委員会事務局〉
私は都心に近いことだと考えています。最近は東京に行く機会が多くあるのですが、甲府から電車で1時間半で着くことがとてもありがたいと感じています。また、富士五湖周辺は今観光客がたくさん来ていますし、清里も観光地として栄えているため、山梨県内に在住していれば、思い立ったら「よし明日行こう!」とすぐ観光地に行くことができることも魅力だと思います。また、山梨県は全国初、県内全域で病児保育の利用ができるという取り組みをしています。子供が病気になった時に保育園に子供を預けることができないと、共働きの世帯は困ってしまうと思うのですが、山梨県内のどこに住んでいても、県内にある全ての病児保育施設を自由に利用できます。また、山梨子育て応援事業という、一定条件を満たした第2児以降の保育料が3歳まで無料になる手厚い制度もあります。他にも、産前産後ケアセンターの利用料を8割助成するという事業もある等、山梨県では子育てを支援する取り組みが多くあることも魅力に感じました。
※子育て支援事業について詳しくはこちら
上原さん〈株式会社山梨中央銀行〉
まず一つ目が立地です。東京との距離感が程良いと思います。山梨は自然が豊かであることはもちろん、日帰りでも東京に遊びに行けるアクセスの良さも魅力だと感じています。また、私は車に乗ることがとても好きなのですが、東京で車を所有し維持していくためには、駐車場を借りるだけでも費用が掛かります。しかし、山梨県は土地が非常に安く、生活コストを抑えることができる点も魅力の一つだと考えています。
吉田さん〈リバーエレテック株式会社〉
私はすぐ近くに高速道路があることがとても便利だと思っています。遠出したいなと感じた時に、すぐに諏訪湖に行くことができたり、逆に富士吉田の方にも簡単に行くことができたりするため、運転しがいがあるということに魅力を感じています。また、私は地元の北海道で苦労していたこととして、病院探しが大変だった経験があります。山梨県だと程良い田舎の中でも様々な病院があり、病院を探しやすいということも魅力として感じています。特に私は大学病院の近くに住んでいるため、生活する上でとても安心感があります。
堀尾さん〈富士観光開発株式会社〉
車を維持していく必要はありますが、その分生活コストが低いということが魅力です。富士観光開発株式会社の場合は、寮があり、補助が出るためお金は使いすぎなければ貯まっていくこともメリットだと思います。一人で私が暮らしていく分には特にお金がなくて困ったことというのはないですし、お金のことを常に意識しながら生活をしなくても良いということは非常に魅力的だと思います。
戸邊さん〈株式会社光・彩〉
時間の使い方というところで言うと、東京に住んでいた時は、会社の近くに住むことはコスト等の問題でできなかったため、通勤の時間が非常に長く取られていました。通勤の時間を有効に使うことはできるのですが、可能であれば早く帰りたいという気持ちがありました。山梨県なら会社の近くに住むことができ、通勤時間も短くなるので、時間を有効活用できるという面で、今の環境がとても気に入っています。東京で長く一人暮らしをしていて、仕事を始めた時は貯金をする余裕がなく、一年目はカツカツな状態が続いていました。山梨で今住んでいる家と東京で住んでいた時の家賃はほとんど同じなのですが、広さが1Kから今は2LDKになっていますし、今住んでいる家の方が新しくて綺麗です。東京よりは給料が低いかもしれませんが、生活コストが低いですし、通勤がしやすいので、プライベートに時間を使うことができるというのは非常に魅力的だと感じています。
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