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「魅惑のゴールド -ジュエリーをたのしむ2-」
会 期:2019年2月23日(土)-2019年6月10日(月)
休館日:火曜日(ただし4月30日は開館)
展示室:山梨ジュエリーの今
ゴールドは太古の昔より世界で最も珍重されてきた貴金属であり、希少性はもちろんのこと、その色彩と光沢の美しさ、永続性から神秘的なものとして、あらゆる時代、地域において価値が認められてきました。日本においても古墳の副葬品として金製の装飾品が出土されるなど、権力を象徴する素材として好まれ、扱われてきました。
現代では、権力の象徴としてだけではなく、ゴールドの持つ華やかな色彩もまた、ジュエリーをまとう喜びやワクワク感を引き立てることから、さまざまなゴールドが愛好されています。
本展はシリーズ企画「ジュエリーをたのしむ」の2回目として、『魅惑のゴールド』と題し、貴金属の〈ゴールド〉から〈ゴールド〉カラーの宝石まで、〈ゴールド〉をテーマとした宝飾産地山梨ならではの「今身につけたい」ジュエリーを展示します。
山梨は日本有数の宝飾産地として、卓越した技術を用いて時代のニーズや流行りを採り入れたジュエリーを制作し、国内外への供給を担っています。江戸時代の錺り(かざり)に起源を持つ、県内の貴金属加工の技術は、貴石を支える黒子役に留まらず、貴金属の性質を活かした魅力あるジュエリーを生み出してきました。それを支えてきた高度な手仕事に加え、新しい技術の導入など、さらなる飛躍にむけて探求を続けています。
デザインの意図を正確に表すことはもちろん、着け心地や重量感など、身にまとった人をいかに美しく魅せるかにまで配慮された〈ゴールド〉のジュエリー。そしてそれを実現する細部まで行き届いた職人のきめ細やかな技術。目で楽しみ、身につけて楽しめる魅惑のゴールドをご覧ください。
リング
制 作:株式会社山宝
リング・ペンダント
制 作:株式会社石友
ペンダント
制 作:株式会社ジュエリープランニング
リング
制 作:A.T.C.S.
ブローチ
制 作:村松 司
所 蔵:株式会社秋山製作所
更新日: 2019年3月1日