ページID:93103更新日:2020年3月17日

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ハンセン病追悼式参列について

ご質問

この度は突然メールを差し上げた失礼をお許しくださいませ。
実はどうしても長崎幸太郎山梨県知事さまのご理解を得たいとお願いがあり、このようにさせていただきました。
早速ですが今年6月21日(金曜日)に厚生労働省にて「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」の式典が開催されました。
昨年までと違い、長崎幸太郎山梨県知事さまの元へもご招待状が届いたと思います。
しかし、いろいろな問題をかかえ、県の代表として日々ご多忙でいらっしゃるお仕事の中では、県を離れることも難しいと充分理解をしております。
今年初めての全知事招待という中で、知事ご本人が参列されたのは香川県知事、熊本県知事、そして療養所を有していない徳島県知事の3知事でした。
席は埋まっておりましたので、やむなく代理出席にされたり、議会開催等で駆けつけることができなかったりと様々なご事情があったと思われます。
しかし、追悼式式典後に開かれた「ハンセン病問題対策協議会」ではいまだに差別と偏見によって苦しまれている当事者のお話から、統一交渉団では「啓発に取り組んでいるといってもこれが現状である」「厚労省・文科省・法務省と一体となって取り組むべきだ」
この場の全原協からの質問によって、参列した知事が3名だったことが厚労省より公表され、「もっと県の単位に働きかけ正しい認識を浸透させるべきだ」という提言となりました。そして厚生労働副大臣がとりくみをお約束していました。
療養所を有していない県であっても、「らい予防法」のもとで多くの患者を有無を言わせず強制隔離させたのは、「無らい県運動」でした。その歴史の反省をふまえて取り組まれているとは存じますが、県管轄内の地域もまた国策により加害者集団にさせられてしまったのではと考えます。
しかしこのような歴史がある以上、決して無関係ではありません。ハンセン病を考えることは人間を考える事、己を振り返ること、そして正しい認識の必要性、人権問題に繋がります。
是非、来年の式典に向けてご参列のご検討いただき、会議の席上で参列してくださった知事として公表されるようご尽力賜りたく存じます。
何卒よろしくお願い申し上げます。

回答

いただいたご意見を拝読いたしました。
山梨県では、毎年、ハンセン病療養施設に入所している本県出身者への慰問や入所者の郷土訪問に加え、ハンセン病に関する正しい知識の普及と啓発を目的とした講演会の開催などの取り組みを行っています。今後も、県として、ハンセン病に関する様々な取り組みを行い、県民の理解を深めて参ります。
この度の●●様からのご意見につきましては、貴重なご意見として参考とさせていただきますので、ご理解くださいますようお願いいたします。

○対応区分:今後の参考とする

受理日 2019年07月08日
回答日 2019年07月11日

このページに関するお問い合わせ先

山梨県福祉保健部健康増進課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1493   ファクス番号:055(223)1499

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