ページID:93119更新日:2020年3月17日

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荒川河川敷の維持管理について

ご質問

地球温暖化による豪雨災害の頻発が予想される現在、昨年の西日本豪雨(岡山)と甲府は酷似していると言われています。この教訓からも、河川敷内の障害物除去や堤防(土手)の強化などの対策は急務と考えられますが。荒川河川敷内の現状をどのように認識されておられるか、今後の対応をお聞かせ下さい。
1、堤防に繁茂する雑草を、動力の草刈機によって刈取り作業が行われているが、斜面を往復する作業車の重量によって、土砂や草の根を浮かしてしまい、土手がやせ細りつつあるように見受けられる。洪水時には激流によって、その斜面が洗われ、堤防決壊につながるのではないか懸念される。
(草刈り方法の改善が急務では)
2、河川敷内に生い茂る立木が、林のようになって散見されるが、豪雨による増水時には、流れの妨げになるのでは。昨年、当局によって対応(刈取られた)ようだが、今夏新たに切株から新芽が2~3mまでに成長繁茂している。
(抜根処理でないと根絶できないのでは)
3、河川敷を無許可占用ではと思われる所が見受けられるが。
4、河川監視員制度は、どのように運用されているのでしょうか。

回答

いただいた「荒川河川敷の維持管理について」の件につきまして、県土整備部治水課からお答えします。
1.荒川の堤防除草につきましては、ゴム付きのキャタピラで草刈り機が走行しながらの作業でありますが、草が堤防を保護しており堤防に損傷を与えるような状況ではないと認識しております。
今後とも作業に際しては、堤防の機能が損なわれないよう十分配慮しながら行ってまいります。貴重なご意見ありがとうございました。
2.ご提案いただきましたとおり、河道内に立木が繁茂すると流水の妨げとなるため、荒川においては本年3月までに立木の伐採を行いました。
その際に可能な範囲で樹木の再生防止のため抜根を行いましたが、護岸沿いで河川構造物に影響がある箇所は抜根をできませんでした。根の一部が残っていた箇所等から2~3mの樹木が繁茂している状況です。
ニセアカシアなど萌芽の旺盛な樹木に対しては、今後も対応していかざるを得ないと考えております。
3.ご指摘いただきましたように、荒川に隣接してお住まいの一部の方々が河川敷を不法占用している状況であるため、継続的に是正指導を行っているところです。
指導に従って改善された箇所もありますが、未だに不法占用状態が継続している箇所もあるため、不法占用の解消に向けて今後も粘り強く指導を進めてまいります。
4.河川監視員は県の非常勤職員であり、県管理河川の巡視を日常的に行っております。
また、河川監視協力員制度は県が管理する一級河川及び二級河川において、河川の監視に協力することのできる県民を委嘱することにより、その自発的活動を促進するとともに、違反行為の早期発見及び未然防止並びに河川管理施設の異常の早期発見に資することを目的としています。任期は5年で継続することもできます。河川監視協力員としての活動に係る報酬は一切ありません。
河川において、違反行為や河川管理施設の異常等を発見した場合は、速やかに河川管理者に連絡することにより、河川の適正な維持管理に貢献しております。
今後も河川に関心を持っていただき、御意見等をいただければ、河川管理に役立てていきたいと考えています。

○対応区分:現行制度・施策を説明し、理解を求める

受理日 2019年08月27日
回答日 2019年09月03日

このページに関するお問い合わせ先

山梨県県土整備部治水課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1700   ファクス番号:055(223)1704

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