ページID:82422更新日:2017年10月12日

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富士山火山噴火避難マップについて

ご質問

今夏から富士山で登山ガイドをやりたいと思い、万が一噴火の際には山梨県側へ避難誘導しなければならないこともあり得ると思い、6月23日に精進湖ルートを鳴沢林道から入山し確認しましたところ、「富士山火山噴火避難ルートマップ(平成28年6月作成)」にある接続ポイントの標識がまったく確認できませんでした。また、FJ5と思われる林道分岐からは廃道が多く避難ルートの林道でよいのか確認ができませんでした。さらに登山マップにある奥庭登山道は、避難ルートマップには記載もありません。日に5千人も入山する山梨県側で、迅速安全に避難させるためには、奥庭登山道も使用した方が良いと思いますが、今回下ってみたところ倒木が多く、整備が必要だと感じました。夏の登山シーズンも間近です。速やかな対処をお願いします。

回答

いただいた、「富士山火山噴火避難マップについて」の件につきまして、防災危機管理課からお答えします。
「富士山噴火時避難ルートマップ」は、富士山の突発的な噴火に際して、観光客・登山者の方々の避難行動や、関係者が避難誘導活動を行うための目安となるよう、平成26年秋から27年春にかけて実施した現地踏査の結果を踏まえて作成したものです。
当マップでは、避難時に救助を求める際や避難誘導を受ける際に説明がしやすいよう、各林道の接続箇所等に便宜上の記号を付して「接続ポイント」を表示しておりますが、「図の見方と記号の意味」に記載のとおり、現地にポイントを示す標識はありません。(吉田、須走、御殿場、富士宮の4登山ルート上に示したポイントについては、現地に設置されている標識の管理番号と一致しています。)
また、当マップには原則として次の条件を満たしている道を記載しています。
1.避難時に、徒歩での通行が可能であること
2.その道の管理者が明確であること(維持管理が実施されていること)
このため、現地には、ご指摘の「奥庭登山道」のように地図の範囲内であっても図化されていない徒歩道や小さな抜け道が存在していることがあり、これらの既存路の活用方策については今後の検討課題として認識をしています。
県では、当マップの作成を通じて明らかになったこれらの課題についての対応を整理し、富士山の火山噴火時における避難のありかたや具体的な対策を庁内関係各課一体となって検討するとともに、マップの利用状況を調査し、いただいたご意見も参考にさせて頂きながら、必要に応じて使い勝手の向上を図っていきたいと考えております。

受理日 2017年06月26日
回答日 2017年07月03日

このページに関するお問い合わせ先

山梨県防災局防災危機管理課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1432   ファクス番号:055(223)1429

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