ページID:91238更新日:2019年9月19日

ここから本文です。

人口流出流入問題について

ご質問

流出、流入について意見があります。
日本の人口減少に伴い山梨県の人口も減少し、尚且つ流出を問題と考える方は多いと思います。
視点を変えてみましたが、流出は問題では無いと考えます。
何故なら外部に出るという事は、挑戦、野心、夢や希望を叶える為に大きく広い世界に進むという事ではないでしょうか。
”それは山梨県の教育が成功している証であると感じます。”
何も考えず現状の環境に満足するなら外部に出ること自体思いつかないのではないでしょうか。
外部に出て戻ってこない者がいるという事は、山梨県での育ち方が役に立っていることであると思います。
では問題は何かというと、流入が少ない事ではないでしょうか。
山梨県外の出身者の中で、外部に出て挑戦する者、その人物が山梨を選択肢に入れないから流入が少ない。それは問題の一つなのではと感じます。(憧れの対象に山梨が入っていない。)
ワインは有名なので、ワイン作りに憧れる人は少なくないと思いますが、その人達に移住してもらえるよう全国にアピール出来てないのも要因の一つであったり。
田舎暮らし移住者人口ランクが常に上位になっていますが、人口比で考えるとそれほどの経済効果があるのか疑問です。まず若い世代が田舎暮らしに憧れるとはそれほど聞きませんよね。(ごく少数だけですよね。)
変化に富んだ現在において、人口が少なく栄えていない都市に移住する意味があるのでしょうか?
田舎都市への移住において歴史的景観、自然との調和の景観がカギとなる現在で住民が誇れるような都市景観は整っていますか?
リニア新幹線が通っても、新幹線通勤をする高所得者がわざわざ山梨に居住する理由がそれほど見当たらないとも考えます。(リニア駅周辺から富士山は見えないので都会から高所得者がステータスとして移住する意味があるのかどうか、都会の高層マンションで十分なのではないのか)
山梨県の都市ブランドとして何をしたいのかが見えてきません。立地や自然環境を上手く利用出来ていないように感じます。これではいつまで経っても山梨に対する憧れが発生してないのではないでしょうか。
47都道府県の内、わざわざ山梨を選んで頂けるよう、これからも人口増加ないしは経済発展の為に政策の熟慮をお願いします。

回答

いただいた「人口流出流入問題」の件につきまして、地域創生・人口対策課からお答えします。
人口減少に歯止めをかけるためには、本県への人の流れをつくるという観点から、県内への移住や大学生等のUIJターン就職の促進など、転入促進に向けた取り組みを進めることが重要であります。
このため本県では、雇用・人材・人の流れ・子育て・地域の5つの基本目標を定めた「山梨県まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、転入促進などの人口対策に関する様々な施策・事業を総合的に展開しているところです。(http://www.pref.yamanashi.jp/c-jinko/sougousenryaku29.html)
県ではこの総合戦略の目標達成に向け、施策の効果を検証し、改善するなどPDCAサイクルを活用して必要に応じて施策を見直し、毎年度総合戦略の改定を行うこととしております。
ついては、御提案いただきました点につきましては、今後の取り組みの参考とさせていただきます。

受理日 2018年06月07日
回答日 2018年06月12日

このページに関するお問い合わせ先

山梨県知事政策局二拠点居住推進グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1841   ファクス番号:055-223-1851

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページを見た人はこんなページも見ています

県の取り組み

pagetop