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ページID:91336更新日:2019年10月10日

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ひとり親医療費助成金受給資格者証の色(青)について

ご質問

私は現在15歳以下の子をもつひとり親で、標題の医療費の助成を親子で受けています。大変ありがたい制度だと日々感謝しております。
しかし一点悲しいことがあります。受給資格者証の色です。
ひとり親でない家庭の15歳以下のお子さんはピンク色の受給資格者証です。
病院の窓口で提出する度に、他の皆さんの視線が気になって仕方がありません。知らない人はいいですが、知っている人が見れば一目瞭然で私がひとり親であることがわかってしまいます。また、病院の窓口にいる職員の人によっては、デリカシーのない人だと、窓口で「あ、ひとり親の方ですか」などと声に出して言う人もいました。子どもも、「何でピンク色じゃないの?」と聞くこともありました。
私の仕事の都合で、●●●と●●●に住民票をもったことがありますが、どちらもひとり親の受給資格者証は青で、その他はピンク色でした。市役所の窓口でもお聞きしたことがありますが、「財源が違うため、手続きで間違った場合に受給者に一旦返還を求めることになる等ご迷惑をおかけするので、このようになっていると思われます。詳しくは県に聞いてください」とのことでした。県内の市町村は、この制度に関しては県の方針に従っているのだろうと捉えました。私が調べた限りでは、市の条例上は色の定めがないようです。運用上の都合で色分けされているのだろうということは察しました。
ただ、やはりその理由に納得できません。手続きで間違った場合に、というのは、本来仕事は間違いがない前提でおこなっているものであって、その結果間違いが発生したときは、相手方に謝罪して対処していく流れだと思うからです。運用側のミスを未然に防ぐという視点も大事だと思います。しかしそのことによって少なからず相手が不快な思いをしているならば、今の運用方法を見直していただきたいのです。個人情報保護がうるさくなっているこのご時世で、色を分けることはどうなのか?と以前から疑問でした。色を統一して、見えにくい箇所にひとり親用の目印をつける等、様々なやり方があると思うのです。
ひとり親への様々な手当てがあり、非常にありがたいことだと思っています。受けた恩恵に報いたくて、私も少しでも税金を多く納められるよう仕事に邁進しています。ありがたい制度に物申すのは甚だ恐縮ですが、どうか検討してください。よろしくお願いいたします。

回答

いただいた「ひとり親医療費助成金受給資格者証の色(青)」の件につきまして、子育て支援課からお答えいたします。
医療機関の窓口において配慮のない言葉を受け、つらいお気持ちになられたことと心中お察し申し上げます。事業を実施する立場から、お詫び申し上げます。
また、助成事業について深いご理解をいただき、ありがとうございます。
山梨県では、疾病の早期発見、早期治療を促すとともに、家庭の経済的負担を軽減するため、乳幼児医療費、ひとり親家庭医療費、重度心身障害者医療費の助成事業を実施しており、平成20年度からは市町村窓口における自己負担分の償還払い手続きの負担をなくすため、償還払い方式から窓口無料化に変更しました。
窓口無料化することにより、医療機関は、助成事業ごとに自己負担分を区分して、国民健康保険や社会保険等(保険者)へ請求する必要があります。
このため、窓口無料化の実施に向け、県、市町村、医療機関、保険者とで協議を重ね、各助成事業の受給者証を分かりやすく色分けし、請求誤りを防ぐことで、医療機関、保険者の協力を得ることができました。
また、市町村ごとに受給者証の色や大きさが違うことは医療機関での混乱が予想されるため、県は窓口無料化共通マニュアルを作成し、市町村に様式を統一するよう依頼したところです。
県では、窓口無料化を今後も継続していきたいと考えておりますが、そのためには関係機関の協力が必要であることから、これらの取り組みを実施していることをご理解いただきたくお願いします。

受理日 2018年08月13日
回答日 2018年08月20日

このページに関するお問い合わせ先

山梨県子育て支援局子ども福祉課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1457   ファクス番号:055(223)1509

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