ページID:91625更新日:2019年10月31日

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JR東日本の新システムについて

ご質問

先日、JR東日本から来春からのシステム変更が報道されました。いずれも、山梨県にとって大打撃であろうと思われますので、是非県政の一環としてJR東日本へ下のような意見を伝えて頂きたいと思います。
あずさ回数券の廃止について、回数券廃止により、甲府~新宿間の往還が非常に不便になります。山梨への観光客の減少が懸念されます。
回数券廃止よりもさらに懸念されるのが、自由席の廃止です。報道によると、自由席の赤ランプが青に変わると指定席に変わり、赤ランプで先に座っていた乗客が青ランプになったときに席を譲るシステムだそうですが、自主的に席を立たない場合、その指定席を買った乗客が先客にどいてもらうように頼まないといけないようです。相手が強面の男性や眠り込んだ酔客の場合、女性にはどうにもならず、料金をはらったはずの乗客が非常にストレスを感じることになります。一度でも怖い思いや嫌な思いをすると、電車に乗ること自体が非常に苦痛を強いられることになり、ひどい場合、大げさでなくトラウマを抱えることになります。どう考えてもトラブルは多発することでしょう。
このような状況が予想されますので、是非県政としても県民の安心できる交通手段を確保するためにシステム導入に反対を表明して頂ければと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。このシステムが導入されると知り、近所の方々と今から恐れおののいております。

回答

御提案いただいた「JRの新システムについて」につきまして、リニア交通局交通政策課からお答えします。
県では、今回のJR東日本が発表した新着席サービスに伴う、あずさ回数券の廃止については、インターネットの普及に伴うものであることと、分かりやすい料金体系に見直す目的であること、また、自由席の廃止については、全座席指定により、安心して座れる快適な特急利用を目的としたものであると、JR東日本から聞いております。
県としては、今回のサービスの導入は、予め旅行日が決まっておりインターネットで特急券が予約できるような方は、あずさ回数券を上回る割引を利用できメリットがありますが、一方、あずさ回数券の廃止により、インターネットを利用できない方や、急な出張が多い企業などでは、割引が利用できず負担が多くなることもあると考えております。
また、●●様の御意見のように座席未指定券で乗車した方がストレスを感じるような場面も考えられます。
なお、座席指定については、事前予約が原則となっておりますが、座席の指定を受けない座席未指定券を購入していた場合は、乗車前に指定席の券売機やみどりの窓口で座席指定を受けることができますので御活用ください。
県では、●●様の御意見を承るとともに、今後、県民の生活や経済活動にどのような影響があるのかを見極めながら、その状況に応じて適切な対応を検討していきたいと考えております。
●●様につきましては、引き続き、県政への御理解とともに、公共交通の御利用をお願いいたします。
この度は、貴重な御意見をいただきありがとうございました。

受理日 2018年11月07日
回答日 2018年11月14日

このページに関するお問い合わせ先

山梨県知事政策局リニア・次世代交通推進グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1664   ファクス番号:055(223)1666

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