トップ > これまでにお寄せいただいた主な意見等 > 平成30年度のご意見 > 朝晩の交通渋滞やリニア駅と甲府駅の接続などについて

ページID:91894更新日:2019年11月13日

ここから本文です。

朝晩の交通渋滞やリニア駅と甲府駅の接続などについて

ご質問

朝は中心に向かって大渋滞、夜は昭和町方面への大渋滞が毎日続いておりますが、この渋滞を解消する方法がないものかと思案しておりました。
また、リニア駅と甲府駅をバスで接続という案をTVで拝聴致しましたが、これもラッシュアワーに重なればリニアで稼いだ貴重な時間を潰されてしまいかねません。
そこで一つ提案ですが、京都のように地下鉄網を張れば上記の懸案は解消され、渋滞に巻き込まれた車の消費するガソリンも排気ガスも減るのと県民のストレスも少なくなるのかと思います。
ただし、地下鉄となるとかなり大規模な予算であったり工事であったりしますので、代替案としてモノレールを敷設するというのはいかがでしょうか。景色もよく渋滞もなく排気ガスもでないので理想的かと思います。よろしくお願い致します。

回答

「交通渋滞やリニア駅と甲府駅の接続などについて」に関するご意見につきまして、交通政策課からお答えします。
リニア駅と甲府駅を結ぶ公共交通システムについては、モノレール、AGT、DMB、LRT、BRT、DMVについて、幅広く検討しました。

AGT(AutomatedGuidewayTransit):小型軽量車両が高架等の専用軌道上を、走行路面のガイドウェイに案内輪をあてて自動運転で走行するシステム
DMB(DualModeBus):高架専用軌道では車両に取り付けられた案内輪を案内軌条に当てて走行し、一般道では普通のバスとして走行できるシステム
LRT(LightRailTransit):次世代型路面電車システムともいわれ、専用軌道に加速性や快適性などを高めた軽量な車両を走行させるシステム
BRT(BusRailTransit):バス専用レーンや連節バス等の導入などにより、定時制・速達性の確保と利便性・快適性の向上を図るバスシステム
DMV(DualModeVehicle):20人乗り程度のマイクロバスを改造して、一般道と線路の双方の通行を可能としたシステム

多額な建設費や維持管理費などを要する高架橋等を利用した交通手段は困難なことから、それ以外のLRT、BRT、DMVについて、交通需要、定時制・速達性の確保、建設費や採算性の観点から検討を行い、BRTが最適であるとしました。
その後、荒川堤防を活用するルートや国道358号ルートなどの4つのルートについて、定時性・速達性の確保や交通基盤整備に係る費用対効果に加え、沿線住民の利便性、沿線まちづくりの観点から更に検討を行い、専門家や利用者などで構成される交通政策会議での意見や交差点改良した場合のシミュレーションで朝の通勤時間帯でも両駅間の所要時間が20分程度に短縮されることなどを踏まえ、国道358号ルートでのバス交通が最もふさわしいとしました。
両駅間を国道358号ルートのバス交通で結ぶことについては、平成29年1月から2月にかけてパブリックコメントを実施した後、「バス交通ネットワーク再生計画」(平成29年3月策定)に記載しております。
両駅を結ぶバス交通については、リニアが開業する時代にふさわしい先進的で夢のあるバス交通を目指して参ります。
具体的には、自動運転システムや環境にやさしいバス(燃料電池バス)等の先進的な交通技術・車両の導入を検討して参ります。
また、国道358号の渋滞の発生する交差点についても、今後、改良工事を進めて参りますので、ご理解いただけますようお願いいたします。
この度は、貴重なご意見をいただきありがとうございました。

受理日 2019年03月11日
回答日 2019年03月18日

このページに関するお問い合わせ先

山梨県知事政策局リニア・次世代交通推進グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1664   ファクス番号:055(223)1666

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページを見た人はこんなページも見ています

県の取り組み

pagetop