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ページID:91790更新日:2019年10月11日
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CC0064 県指定 有形文化財(彫刻) 写真非公表 |
令和元年9月19日指定 所在地 甲府市上町1237 所有者又は管理者 福王寺
木彫群17軀のうち14軀は平安時代の制作で、県内の平安時代を中心とした彫刻群としては、中央市大福寺の彫刻群に次ぐ規模である。A群(1)~(8)とB群(9)~(17)は状態から見て別の堂に安置されていたと考えられる。 木彫群中の平安時代の六観音(1)~(6)は、現存する作例は非常に少ない。また、本寺の六観音には、本来含まれない梵天立像が馬頭観音に代わって入っている。これは、天台系から真言系へ移行する六観音像造の初期的な形態を示すものと思われる。 〈みどころ〉 平安時代の甲斐国の活発な造仏活動を示している。 平安・鎌倉期の彫刻が一箇所にまとまってのこっている。
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