トップ > 観光・スポーツ > 文化芸術 > 文化財 > 山梨県の文化財 > 山梨の文化財ガイド(山梨県内の国・県指定文化財のデータベース) > 山梨の文化財リスト(有形文化財:建造物) > 山梨の文化財ガイド(データベース)建造物
ページID:97133更新日:2020年11月19日
ここから本文です。
KB0035 国指定 重要文化財(建造物) |
昭和42年6月15日指定 所在地 甲府市北口2丁目 所有者又は管理者 甲府市
旧睦沢学校校舎は、もともと旧睦沢村(現・甲斐市亀沢)に建てられ、昭和32年(1957)3月まで使用されていた学校建築である。この校舎は、明治9年(1876)に完成したもので、以来大正、昭和と時代を経て伝わり、学舎としての使命を終えた後も睦沢公民館として利用されてきたが、その後小学校の増築のため保存が困難となり解体された。昭和41年に武田神社境内(武田氏館跡西曲輪)に復元され、甲府市立の「藤村記念館」として親しまれてきた。身延町「下山大工」の棟梁松木輝殷の設計施工によるもので、移築復元の翌年に、在来の木造建築技術をもって洋館を建てた擬洋風建築の代表遺構として重要文化財となり、保存修理と広範な活用を進めるため、平成22年に北口2丁目の現在地に再移築された。
|