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ページID:69401更新日:2024年11月18日
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◆上演日程については上記のページをご参照ください。
MKC00015 県指定 無形民俗文化財 |
平成23年12月1日指定 伝承地 南部町内船 保持団体 内船歌舞伎保存会
内船歌舞伎は、江戸時代中期に江戸の歌舞伎役者が、身延山参詣の折に芝居を教えたことが始まりとされ、南巨摩郡南部町内船地区に江戸時代から伝わる地歌舞伎である。 かつて地歌舞伎は、県内各地で盛んに上演され、近村からも見物人が参集して人気を博した。内船地区には、上・中・下の各組に座があり、地区を挙げて歌舞伎の上演・伝承に取り組むなど、県内で最も歌舞伎が隆盛していた地域の一つであった。下の座は早くに途絶し、中の座も昭和30年代半ばには途絶したが、上の座が「内船歌舞伎」として現在まで活動を継続している。県内の地歌舞伎が、戦後途絶していった中で伝承例が少ない歌舞伎の一つとして存続しており、昔からの多数の演目を伝えるとともに、毎年演し物をかえて上演するなど積極的な伝承への取り組みが行われている。 また、地元小中学校の児童・生徒に歌舞伎を教え、「子ども歌舞伎」として毎年上演するなど地域の子どもたちが伝統芸能を通じ、地域の文化を認識する機会となり、次世代への継承にも繋がっている。 上演は、毎年12月の第一日曜日に南部町文化ホールで行われる。
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