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ページID:41585更新日:2016年11月29日
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[目次]
◆上演日程については上記のページをご参照ください。
県指定 無形民俗文化財 |
くろべらののうさんば / 昭和35年11月7日指定 / 甲府市黒平上黒平・下黒平 / 黒平の能三番保存会、下黒平の能三番保存会 毎年陰暦の正月14日に道祖神祭りの夜に演じられてきた。上黒平・下黒平とも別々に行われるが、内容は同じでやなぎの立て方が違うくらいである。翁、三番叟、千歳からなり、太鼓・鼓・笛の囃子方がつき、舞いながら取り交わす問答は、めでたい詞章でつらなっていて、儀式的祝言曲である。 |
県指定 無形民俗文化財 |
きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃだいだいかぐら / 平成4年6月22日指定 / 富士吉田市上吉田5558 / 北口本宮冨士浅間神社神楽講 現在の形態が確立したのは、江戸時代初期と言われており、代々富士山御師により継承されてきたが、明治以降は、民間の神楽講として現在に至っている。舞は12座あり、囃子は横笛、締太鼓、大太鼓でおこなわれる。 |
県指定 無形民俗文化財 |
おいわけのにんぎょうしばい / 昭和35年11月7日指定 / 大月市笹子町追分 / 追分人形芝居保存会 三人遣いで江戸時代には村落の若者たちによって維持・管理・演技とも受け継がれた。しかし明治維新後廃絶の危機に陥った。追分の天野氏がこれを惜しんで伝統の灯を維持発展させた。得意な上演演目は「絵本太功記」尼ヶ崎の段などがあり、他にも村の伝説を仕組んだ「吉久保美人鑑」などもある。人形の頭は淡路の名匠「由良亀」作、阿波の「天狗久」作のものなどがある。 |
県指定 無形民俗文化財 |
みのわしんまちのおんねりとみこまい / 昭和62年1月21日指定 / 北杜市高根町箕輪新町地区 / 箕輪新町のおんねりと巫女舞保存会 伊勢流に属するもので、文政年間に地区の金刀比羅神社の秋祭りに舞われたものが初めと推測されている。下木戸から「おんねり」と呼ばれる巫女行列が上木戸に鎮座されている神社に向う。巫女の舞は、仁の舞、剣の舞、弓の舞、榊の舞がある。巫女の冠(ヨウラク)の下に付けている「サンザラ」は、芸能の古さを物語る。 |
県指定 無形民俗文化財 |
おかのしきさんば / 昭和35年11月7日指定 / 笛吹市八代町岡 / 岡の三番叟保存会 式三番の構成は、翁(白木尉)、三番叟(黒木尉)、千歳の三者で、囃(太鼓・鼓・笛)および謡(詞章)によって進行する。順序はもみだし、千歳の舞、翁の舞、三番叟の舞となっているが、舞も詞章も微細な点を除いて黒平の能三番と大差がない。 |