ページID:3124更新日:2021年9月9日
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流域下水道とは地方公共団体(市町村)が管理する下水道から排出される下水をうけて、これを排除し処理するために地方公共団体(原則として都道府県)が管理する下水道で、二以上の市町村の下水を排除し、処埋場を有するものです。
山梨県の流域下水道は富士川、相模川の水質保全と流域関連市町村の生活環境改善を図るため計画されています。
富士北麓流域下水道は、昭和50年度から富士北麓の相模川流域管内の1市1町4村(現在は1市1町2村)の区域を対象に事業に着手し、昭和61年7月1市1町が一部供用開始して以来平成2年4月までに全市町村が一部供用開始しました。
この結果、令和2年度には汚水約800万m3/年を処埋し、流域内普及率は58.7%になりました。
富士北麓浄化センター
峡東流域下水道は、昭和52年度から峡東地域の笛吹川流域管内の2市8町1村(現在は4市)の区域を対象に事業に着手し、平成元年7月2市2町が一部供用開始して以来平成6年4月までに全市町村が一部供用開始しました。
この結果、令和2年度には汚水約1,100万m3/年を処埋し、流域内普及率は59.9%になりました。
峡東浄化センター
釜無川流域下水道は、昭和61年度から釜無川流域管内の1市14町1村(現在は4市3町)の区域を対象に事業に着手し、平成5年4月に6町が一部供用開始して以来、平成10年4月までに16市町村全てが一部供用開始しました。
この結果、令和2年度には汚水約1,900万m3/年を処埋し、流域内普及率は68.3%になりました。
釜無川浄化センター
桂川流域下水道は、平成5年度から相模川(桂川)流域管内の3市2町(現在は4市1町)の区域を対象に事業に着手し、平成16年4月に富士吉田市を除く都留市、大月市、西桂町、上野原町において一部供用を開始しました。また、富士吉田市においては、平成17年4月から一部供用を開始しました。
この結果、令和2年度には汚水約300万m3/年を処埋し、流域内普及率は32.3%になりました。
桂川浄化センター航空写真