ページID:7828更新日:2019年1月24日
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昭和28(1953)年に放送が開始されたアナログ方式の地上テレビジョン放送(VHF1~12chUHF13~62ch)は、平成23年7月24日に「電波の有効利用」を主目的にUHFチャンネル(13~52ch、53~62chは2012年まで暫定使用)のみを使用したデジタル方式に移行しました。
BS放送、CS放送もデジタル放送に移行しています。
BSとは:放送衛星。NHKおよび民放各社の番組を放送。
CSとは:通信用電波の送受信が目的の人工衛星。放送用としても使用。
平成15(2003)年12月1日に東京、名古屋および大阪の3大都市圏のNHK3局、民放16社から放送が開始され、平成18(2006)年12月1日には全ての県庁所在地を含む一部の地域で放送が開始されました。
山梨県内においては、平成18(2006)年4月にNHKが一部地域(国中、富士吉田)で地上デジタル放送を開始し、同年7月にはYBS、UTYが同地域で放送を開始しました。平成19(2007)年8月に身延、12月に都留、大月、上野原に放送エリアを拡大し、平成20(2008)年は、8月に初狩、穴山、南部で、12月に富沢に放送エリアを拡大、平成21(2009)年は、8月に市川大門、道志、笹子、10月に芦川、秋山、11月に本栖に放送エリアを拡大、平成22(2010)年は、2月に棡原、西原、6月に大月藤崎、武川真原、白州横手、7月に丹波山、11月に山中湖に放送エリアを拡大し、中継局の整備を完了しました。
デジタル化に伴い、空きとなるVHF1~12chとUHF53~62chの周波数帯は、地上デジタルラジオ放送、高度道路交通システム(ITS)、携帯電話、移動体通信向けのマルチメディア放送、業務用通信、公共機関向け通信などに使用される予定です。
放送のデジタル化は、次のメリットを視聴者にもたらします。
1.高品質な映像音声サービス
2.高齢者障害者に優しいサービスの充実
3.安定した移動受信の実現
4.データ放送の充実等
上記のほか、地上テレビジョン放送のデジタル化では、移動体向けの地上デジタルテレビジョン放送(ワンセグ放送)、テレビ放送のマルチ編成も可能になります。
また、双方向サービスとして、デジタル放送対応テレビの青赤緑黄の4色ボタンを利用して視聴者参加型クイズやアンケート、投票を行うことができます(ただし、双方向と言ってもテレビから局に向けて電波を飛ばすことはできないので、別途テレビ等にインターネットか電話回線を接続する必要があります)。
5.県内の地上デジタル放送視聴環境
山梨を放送エリアとしているテレビ局は、NHK総合、NHK教育、山梨放送(YBS)、テレビ山梨(UTY)の4局です。
山梨県内では東京キー局を安定した環境で視聴できるCATVが普及しており、その利用者数は全国的に見ても非常に多いのが特徴です。県内総世帯の約85%(※)はCATVによりテレビ放送を視聴しています。
許可施設のみ。平成23年10月1日現在。出典:「やまなしCATVだより第25号平成24年1月1日(山梨県CATV連絡協議会)」
総務省関東総合通信局放送課
電話03-6238-1944
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